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日本で最も多くの特攻隊員が飛び立った鹿屋の地から、命の尊さを世界に発信!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 876,000

43.8%

目標金額:2,000,000

達成率
43.8%
支援人数
60
終了まで
受付終了

鹿児島県鹿屋市(かごしまけん かのやし)

寄付募集期間:2021年7月16日~2021年10月14日(91日間)

鹿児島県 鹿屋市

プロジェクトオーナー

鹿屋市には、太平洋戦争時代に3つの日本海軍の飛行場が存在し、日本で最も多くの特攻隊が出撃した歴史があります。
戦後75年以上が経過した今、鹿屋市で起きた戦争の事実と唯一無二の歴史を風化させず、平和な社会を享受できる幸せを次代に引き継いでいくため、CGやVRによる高度な映像技術を通して、平和の尊さと命の大切さを改めて考えるきっかけの場を作ります。
そして、より戦争について理解を深めた子どもたちが平和のメッセージ(平和の花束)を作成し、世界に発信していきます。
※ご寄附いただいた方には、「平和の花束」の冊子に、平和推進のための協力者として、お名前を掲載させていただきます。(希望者のみ)
掲載を希望される方は、申込時に備考欄へ「氏名掲載希望」とご記入ください。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

戦争の歴史を風化させず、次代に引き継ぐ

戦争の事実をより身近に感じて平和の大切さを伝えるために

鹿屋で起きた戦争の歴史を伝える平和学習ガイド

戦争を知っている世代が少なくなっていることから、現在鹿屋市にある貴重な戦争遺跡や展示物だけでなく、戦争の事実をより身近に感じ、改めて考えるきっかけとなるよう、CG等を活用した映像を制作し、当時をイメージできる映像を現地でのみ見ることができます。
そして、戦争遺跡などの案内を行う鹿屋平和学習ガイドとともに、戦争の歴史を伝え続けていきます。

オンラインで平和を学ぶ

臨場感のあるVR映像で、鹿屋市の歴史を体験できる、VR平和ツアーに取り組みます。
市内外の方に、鹿屋市に残る戦争の事実を伝えるとともに、子どもたちが郷土への愛着を持つきっかけとなるよう、最先端の映像体験の場を提供します。

小中高生が考えるそれぞれの平和への思い

「平和の花束」を鹿屋から世界に発信

平和へのメッセージを世界へ発信

平和の花束事業は、世界平和を願う児童・生徒の「平和へのメッセージ」を鹿屋から世界に向けて発信しその思いを届け、多くの人に平和や人権について考える機会を提供するという趣旨のもと、次の4つの取組を行っています。

1 「平和へのメッセージ」の募集
鹿児島県内外の小・中・高等学校の児童・生徒から「平和へのメッセージ」を募集し、それぞれ最優秀賞者や優秀賞者を決定しています。

2 「平和の花束」セレモニーの開催 
2部構成のセレモニーを開催しており、第1部は、「平和へのメッセージ」入賞者の表彰と本人による朗読、第2部は、「平和を考える」シンポジウムや講演等を行っています。

3 本人の朗読によるラジオ放送
「平和へのメッセージ」入賞者と鹿屋市内小・中・高等学校の代表者による朗読が、ラジオを通して放送されています。

4 記念誌の作成
平和へのメッセージを掲載した記念誌を作成し、県内外の学校等に配布しています。

写真

 

平和の花束 表彰式

児童・生徒のメッセージは、平和学習を通して学んだことや、戦争を経験された方から直接話を聞いたり、基地史料館などを見学したりして感じたことなどを、子供たち自身の言葉でつづられています。
2021年からは英語部門が新設されることで、子供たちの熱い思いが込められたメッセージがより、世界に発信されることが期待されます。

皆様からの寄附は、鹿屋で起きた戦争の事実を次代に引き継ぐために使わせていただきます。

【寄付金の使い道】

次の事業に係る経費に使います。
◎戦争関係映像資料制作・戦争体験談の収集  22,985,000円
◎子どもたちによる平和へのメッセージの発信 1,489,000円
◎かのや見ごろ・見どころ映像アーカイブ事業 1,200,000円

※目標金額に達しなかった場合は、鹿屋市財源で実施します。ご寄附いただいた金額については、戦争の事実を次代に引き継ぐ事業に活用させていただきます。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合は、継続的に戦争の事実を次代に引き継ぐ事業に活用させていただきます。

【注意事項】

寄付額に応じた通常のふるさと納税返礼品のほかに、下記内容をプラスします。
①平和の花束の冊子を贈呈します。
②鹿屋市ホームページや広報誌、「平和の花束」の冊子に、平和推進のための協力者としてお名前を1年間掲載します。(希望者のみ)

【事業実施のスケジュール】

◎2021年7月:戦争関係映像資料(VR・CG)の制作開始
◎2021年8月:平和へのメッセージの開催
◎2021年8月:かのや見ごろ・見どころ映像アーカイブ制作開始

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空でつなぐ戦争の歴史

空でつながった4市で、平和を願う心を育み、つなげる

4市がそれぞれの戦争の歴史をつなぐ取組をしています。

旧海軍飛行場があった鹿児島県鹿屋市、兵庫県姫路市、兵庫県加西市、大分県宇佐市の4市が、平和の大切さを未来に伝えるために、「空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会」を立ち上げました。
協議会では、平和を願う心を育み、未来につなげる平和ツーリズムを推進するため、シンポジウムや平和企画展の開催等に取り組みます。

鹿屋で起きた戦争を紡いでいきたい

鹿屋市平和学習ガイド・調査員連絡会 会長 迫 睦子氏

ぜひ、鹿屋市で平和学習を行ってほしい

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大平洋戦争時、特攻の最前線基地として、最大数の特攻隊員を送り出した鹿屋。若干16歳の若者から35歳の働き盛りまで、平均年齢21歳の若者たちが人生最後の足跡を残した鹿屋。

夢も希望も打ち捨てて、家族と別れ死に赴かざるをなかったその思いを、特攻隊員が別れを告げた風景の中で、最後の電信を受信した地下壕で忍んでいただきたいです。

特攻隊員たちの残した日記や手紙、遺品、地域の人々とのわずかな交流等について、見たり聞いたりしていただきたいです。

決して忘れてはならない、世界に類を見ないこの事実を、一人でも多くの人々に広めて次世代に手渡してほしいです。

鹿屋市観光PRレポーター 政岡亜果

残していきたい記憶

鹿屋市にきて、鹿屋航空基地史料館を訪れ、こんなにも戦争の歴史があるんだと驚かされました。正直、特攻というと知覧、鹿屋はあまり知られていない、それが現実だと思います。
鹿屋には、みんなに知ってもらいたい歴史があります。

寄附者の皆様へ

鹿屋市長 中西 茂からのメッセージ

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鹿屋市には、戦時中、3つの海軍基地があり、日本で最も多くの1,271名の方が特別攻撃隊として出撃し、若く尊い命を落とされました。
本市に残る貴重な戦争遺跡とその歴史を次代に引き継ぎ、平和の尊さと命の大切さを全国に発信して、平和の輪を広げることは、特別攻撃隊の歴史を持つ本市の使命ととらえております。
戦後75年以上が経過し、戦争遺跡の風化や戦争体験者の減少など、今やらなければ、後では決してできない事業です。皆様の御協力をお願いいたします。

  • 2021年09月21日 18:10

    平和を願う児童生徒の平和へのメッセージ「かのや未来創造プログラム 平和の花束2021」の表彰者が決定しました。

    平和の花束2021「平和へのメッセージ」最優秀賞受賞者
     最終審査会において、4000点を超える応募の中から、入賞作品が決定しました。入賞作品については、記念誌への掲載、MBCラジオ朗読放送などで紹介します。

            
    小学5・6年生の部 
     奄美市立小宿小学校 
     福﨑 愛子 私が考える平和
    中学生の部    
     鹿児島市立鹿児島玉龍中学校 
     竹之下 真鈴 この幸せが一瞬でなくならないように…
    高校生の部
     兵庫県立北条高等学校
     小菊 春奈  平和の捉え方
    英語部門
     鹿児島大学教育学部付属中学校
     小村 磨慧 Human Nature


    高校生の部で最優秀賞を受賞した、小菊春奈さんの平和へのメッセージを紹介します。

    「平和の捉え方」 兵庫県立北条高等学校 2年 小菊 春奈

     みなさんは、今現在世界あるいは日本は平和だと思いますか。一九四五年にアジア・太平洋戦争が終戦して以来、日本は戦争のない平和な国になったと言えます。しかし、同時に今日、日本では戦争体験者の高齢化が進み、次の世代へ語り継ぐ人がとても減ってきています。私も実際、中学生の頃は戦争・平和について何も知らずに過ごしてきました。しかし、高校で二つの出来事によって戦争などに対する私の考え・意識は変わりました。
     一つ目の出来事は広島の原爆ドームなどを訪れた事です。実際に現地に行って見ると骨組みだけになっていたり、壁にも多くの亀裂が入っていたりと原子爆弾の恐ろしさを実感しました。また、併設されている平和記念資料館には当時使われていた日用品・軍服などが展示されている他、戦争で被害を受けた多くの方々の写真も飾られていました。正直とても惨いと思いました。でもこれは戦争のもたらす惨劇の一部にすぎない事を戦争を体験した方からの話で知りました。広島に行った時にお聞きした戦争体験者の方のお話では、戦争で兄弟を失ったこと、皮膚が爛れた多くの人がそこら中に転がっていたこと、川に多くの死体が浮かんでいたことなどリアルな当時の現状も含めて熱心に語って下さいました。私は実際に体験をした方からのお話を聞けること以上に戦争について学ぶ上で大事なものはないと感じていて、苦しんでいる人の心に寄り添える人間になりたいと思いました。
     二つ目の出来事は北条高校の探究活動の一環で鶉野班という班に所属し、活動したことです。私の住んでいる加西市には鶉野飛行場という巨大防空壕や爆弾庫が戦争当時のままも残っている貴重な場所があります。それらを平和学習の題材に鶉野班という班が作られていて、主な活動は鶉野飛行場に来られた観光客へ向けてのガイド・鶉野飛行場物語という地域の小学生向けの物語を書くといったことです。また、今年度から新しく、飛行場を訪れる人々を増やすための取り組みとして観光用の地図の作成など様々な活動をしています。そんな活動をする中で戦争について詳しく知られるのはもちろん、鶉野飛行場で巨大防空壕の中へ入ることで当時の特攻隊の方の遺書の朗読シアターを見るといった貴重な体験も出来ます。戦争の悲惨さや平和の大切さを活動の中で学べるのは本当に素晴らしいことで、私はこの探求班に入って良かったと心から思います。活動を通して、戦争は駄目な事だという浅はかな考えに留まらず、同じ事を繰り返さないように次は私が若い世代へ語り継いでいきます。
     私は以上の二つの出来事を通じて戦争への意識が変わりました。戦争から目を逸らさないで下さい。そして平和を実感して下さい。そのような人が一人でも多く増えることで次の世代まで平和を約束出来る未来が訪れます。

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鹿児島県鹿屋市

鹿屋市は、本土最南端へと伸びる大隅半島のほぼ中央に位置する人口約10万1千人のまちです。
市の北部には日本の自然百選にも選ばれている壮大な高隈山系が連なり、西部は、鹿児島湾(通称:錦江湾)に面して美しい海岸線が見られ、南部は、神代三山陵の1つである吾平山上陵を有する山林地帯となっております。
1年を通じて温暖な気候や豊かな自然環境に恵まれ、第1次産業を基幹産業として全国でも有数の食料供給基地を形成するとともに、日本最大級の規模を誇る『かのやばら園』や国立大学法人鹿屋体育大学などの施設も集積しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 悲惨な戦争体験の継承は、重要と思います。

    2021年9月21日 16:53

  • 戦跡を保存し、戦争の悲惨さを人々の脳裏に焼き付け、語り継がなければならない。市内、他市、世界へ発信して欲しい。鹿屋市ならではの事業です。

    2021年9月18日 3:44

  • 知覧へは行きましたが鹿屋へも行きたくなりました。

    2021年9月16日 21:54

  • 複数の鹿屋出身の方々から良いところだとうかがってますので、コロナ禍が落ち着いたら是非行きたいです。

    2021年9月12日 19:22

  • 悲しい歴史を繰り返すことがないよう、後世に引き継いでください。

    2021年9月4日 15:48

  • リピートです。
    達成されますように

    2021年8月28日 7:34

  • 鹿屋へは一度しか行った事は有りませんが特攻隊の英霊の方々の壮絶な行動が有って今の自分が生きている事生涯忘れません。この特攻隊員の心中・国家観を確り今の日本そして世界へより多く発信して頂ける様僅かですが気持ちを!宜しくお願い致します。

    2021年8月16日 15:54

  • 特攻の歴史を正しく伝えていくのは、鹿屋市でなければ果たせない大切な役割だと思いますので、微力ながら応援させていただきます。また、貴市の益々のご発展をお祈り申し上げます。

    2021年8月9日 21:15

  • 未来のために活用してください。

    2021年8月8日 7:33

  • 保存活動の様子を動画で拝見して、日本のために先人方が尽くしてくださった事柄がより一層わかりました。今後ぜひ広く若い世代に伝えてください。一助になれば幸いです。

    2021年8月1日 21:27

  • 素晴らしい取り組みです。
    とりあえず申し込みましたが、今後追加します。
    この活動が全国に広まりますように。

    2021年7月17日 14:14

  • 頑張れ

    2021年7月9日 16:30

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