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第4弾!会津駒ケ岳のハイカーと湿原を守るため、安全な”木道”を取り戻したい!

カテゴリー:自然・環境 

main_img 達成

寄付金額 1,407,000

140.7%

目標金額:1,000,000

達成率
140.7%
支援人数
108
終了まで
受付終了

福島県檜枝岐村(ふくしまけん ひのえまたむら)

寄付募集期間:2021年7月1日~2021年9月30日(92日間)

福島県檜枝岐村

プロジェクトオーナー

会津駒ケ岳(標高2,133m)は、日本百名山のひとつで「天上の楽園」とも言われています。山頂湿原に群生する貴重な高山植物や、色鮮やかな紅葉を目的に、毎年多くの登山者が訪れる山です。美しい眺望の背景には厳しい自然環境があり、冬には山頂付近にある山小屋が完全に埋まってしまうほどの積雪となります。近年はその厳しい自然環境に対して維持管理が追い付かず、「木道」の老朽化が深刻です。傷んだ木道は傾いて滑りやすく、湿原への踏み込みや登山者の怪我につながっているため、早急な整備が必要です。

3年前より多くの方々に本プロジェクトをご支援いただき、木道の一部と休憩用のデッキを整備することができました。整備に係る工事は、1年のうち無雪期である3か月の間でスケジュールを調整して行われるため、複数年かけて少しずつ、安全な会津駒ケ岳を取り戻すために、ご寄附を活用させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 
 

四季折々の美しさがある日本百名山「会津駒ケ岳」

会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)は、福島県檜枝岐村にある標高2,133mの日本百名山の一つです。高山植物が咲き誇る夏、迫力ある紅葉、白く輝く雪山など、季節ごとの美しさは、訪れる人を魅了します。

登山道から見上げる青空

特に会津駒ヶ岳から中門岳にかけての稜線は、山の上とは思えないほどの広大な湿原が広がり、池塘(ちとう)と花畑が点在する「天上の楽園」となっています。

 

長い樹林帯から湿原に進むと、一気に広がる風景。駒の小屋を目指して、もうひと踏ん張りとなる場所です。7月頃には木道脇に様々な高山植物が咲きます。

木道の老朽化は、「湿原の破壊」と「登山者の怪我」に

会津駒ヶ岳には、登山者の安全と自然を守ってきた”木道”があります。この木道のおかげで駒ケ岳の湿原は守られ、登山者達も安心して駒ケ岳を楽しむことができていました。
福島県や檜枝岐村では、会津駒ケ岳を守るために、木道整備やトイレの設置など、環境保全に取り組んできました。しかし、昭和40年代に敷設された”木道”の維持管理は困難を極めています。老朽化した木道は、湿原の踏み込みだけではなく、登山者の怪我にもつながっており、自然保護と登山者の安全性・利便性向上のために木道の整備が早急に望まれています。

 

限られた時間で人力での作業

標高2000m以上ある山頂付近の工事となるため、ヘリコプターで材料を運搬しながら木道を整備箇所まで人力で運んでから、敷設作業を行います。雪が多い時期は工事ができないため、工事期間は1年のうち3か月程度であり、天候によっては予定通りヘリコプターが運行しないこともあります。限られた作業時間をどこに活用するのかを、前年度から現地を確認し、ハイカーの声を直接耳にすることが多い山小屋の管理人とも連絡を取り合い、情報を収集しています。

左:修復前/右:修復後
一つ一つ丁寧に、滑り止めを設置します。

引き続き、木道をよみがえらせます

このプロジェクトは無雪期間のみの工事で、ヘリコプターでの材料運搬が伴うため、莫大な事業費と長い年月がかかります。
その規模を人口約520人の村で賄うことは簡単なことではありません。村ではこれまでも国や県に要望活動を行ったりと、財源を探してきましたがそれも難しい状況です。全国にファンがいる会津駒ケ岳の美しい自然と登山者の安全を守るために、一人でも多くの皆様からのご協力をお願いいたします。

寄附金の使い道

寄附金は、目標金額の達成可否に可否に関わらず、全額を工事請負費として本事業に活用させていただきます。

※工事請負費は、原材料費、人件費、ヘリコプター空輸代を含みます。

寄附金の使い道

工事完了後にはクラウドファンディングでご協力いただいた方々が登山され、村役場には感謝のお手紙と整備された風景写真を送付いただきました。

 

安全で快適な登山を目指して

檜枝岐村の山岳観光を支える会津駒ケ岳。老朽化した木道の整備と休憩用のデッキを設置することは、登山者の安全と快適さの向上につながり、山岳観光地としての魅力をより高めます。

少子高齢化により人口減少が加速している檜枝岐村では、U・Iターン者を増やすことが大切だと考えています。そのためには魅力ある村づくりをしていく必要があり、全国にファンがいる「会津駒ケ岳」はその大切な魅力の一つです。

また、会津駒ケ岳をより、魅力あるものにしていくためには、村民一人一人が美しい自然を守る意識を持つことが大切です。地元の中学生は学校行事で3年に一度、会津駒ケ岳登山を行っており、美しい眺望と老朽化した木道をどちらも目にすることになります。

本事業によって、少しずつ木道整備が進められていく様子を見ることは、きっと郷土愛への芽生えのきっかけになると思います。

限られた時間で、少しずつ着実に整備

2018年度、山頂から中門岳方面に新設されたデッキ。ひんやりとした風を感じながら、雲の流れを見る心地よい時間をお楽しみいただけます。

少しずつ木道をよみがえらせます

事業実施のスケジュール
・2018年:テラス3基の補修及び新設、木道敷設
・2019年:木道敷設、滑り止め(駒の大池周辺)
・2020年:木道敷設、滑り止め(駒の大池~会津駒ケ岳山頂方面)
・2021~2022年:木道敷設工事 (木道の老朽化と通行量により整備箇所を調整)

少しずつ木道をよみがえらせます
2020年事業分の木道。10月に降雪がありました。
2018年に整備した木道は、2年後も快適な登山を応援してくれました。
2020年度に付け替えた駒の大池周りの木道

 

檜枝岐村長 星 明彦

美しい自然を後世に

写真

会津駒ケ岳は村の宝だけではなく、日本の宝となる名峰です。
村ではこれまでも、木道敷設工事、湿原裸地化回復工事、公衆トイレの設置により、環境保護と登山者の利便性、安全性確保に努めてまいりましたが、厳しい自然にさらされた木道の整備は、補助金に頼っているだけでは間に合いません。本来、国立公園は国の管理となりますが、村としても早急な対応が必要です。
一方、国内においては新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、次年度以降は通常の形態に戻ることができると予測されています。また、新しい生活様式や野外活動のガイドライン等も定着してきており、健康と安全を優先しながら自然と繋がることが求められております。そのためにも、広大で美しい会津駒ケ岳へ足を運んでくださる多くのお客様を迎えられるよう、引き続き事業を進める予定です。
 
事業実施と施設の維持には莫大な費用が掛かりますので、寄附を募りながら財源を確保してまいります。先人たちが守り続けた美しい自然を後世に受け継ぐため、一人でも多くの皆様からのご協力をお願いいたします。

 

寄附者のみなさまへ

貴重な自然と登山者を守りたい

環境省データによると会津駒ケ岳の入山者数は、年間8,000~10,000人。どんなに山が好きな方でも、怪我をすればつらい思い出の方が強く残ってしまいますので、木道を整備することで登山者の安全性を確保してまいります。補助金だけに頼っていては、木道整備が完了することは不可能であり、多くの方からのご賛同をいただきながら整備事業を進めております。

湿原に群落するハクサンコザクラ。毎年7月中旬~下旬にかけてピークを迎えます。

 

お礼の品をご紹介

①会津駒ケ岳オリジナルTシャツ

快適な登山を応援するドライシャツです。

※色はご指定できません。サイズ(男女兼用S.M.L)のみご指定いただけます。 

①会津駒ケ岳オリジナルTシャツ

➁協力いただいた方の名札掲示

名札は、会津駒ケ岳駒の小屋および尾瀬・檜枝岐山旅案内所の2か所に掲示いたします。(希望された方のみ)

➁協力いただいた方の名札掲示

お礼の品一覧

  • 2021年10月01日 09:25

    寄附募集期間終了のお知らせ

     「第4弾!会津駒ケ岳のハイカーと湿原を守るため、安全な”木道”を取り戻したい」プロジェクトにつきましては、9月30日をもちまして寄附募集期間が終了いたしました。108名の方からご支援いただき、92日間の寄付総額は1,407,000円となりました。心より御礼申し上げます。
     また、いただいたご寄附は、全て木道整備事業に活用させていただきます。
     大自然は美しさと厳しさを持ち合わせています。整備した木道も年数が経てば老朽化し、再び整備が必要になりますので、終わりのないプロジェクトですが、毎年少しずつ整備を進めてまいります。
     引き続き会津駒ケ岳をよろしくお願いいたします。

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  • 2021年09月08日 10:48

    今年度分の木道整備事業が完了いたしました

     会津駒ケ岳山頂湿原木道整備事業は、多くの皆様からご支援をいただきまして、8月下旬に今年度分の工事が行われました。整備区間は駒の大池から山頂方面への傾斜地であったため、晴天でも転倒しやすい場所でしたが、滑り止めがついた木道になりましたので、特に下りで利用する際の安心感が増しました。
     湿原では草紅葉が少しずつ始まっており、涼しさが加わってさらに心地よい登山をお楽しみいただけます。ぜひご来訪ください。

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  • 2021年08月23日 10:30

    目標金額に達成しました!

     今回4回目となる「会津駒ケ岳のハイカーと湿原を守るため、安全な”木道”を取り戻したい!」プロジェクトは、多くの皆様からご支援いただき、8月22日に寄附目標金額を達成いたしました。9月30日まで募集を行い、お預かりしましたご寄附全額を工事費用に充当させていただきます。本プロジェクトを支援くださる方、整備後の木道をご覧いただいた方、コロナ禍で自粛生活が続く中で本事業を気にかけてくださる方の様々な思いを感じております。
     ご支援いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

     檜枝岐村は、引き続き尾瀬国立公園とともに歩む村として、環境保全に全力を尽くしてまいります。

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  • 2021年07月06日 16:46

    会津駒ケ岳夏山開きが行われました

    7月3日は会津駒ケ岳の夏山開きが行われました。連日雨の檜枝岐村でしたが、当日は晴天!約200人のお客様にいらしていただきました。
    湿原では、ハクサンコザクラやチングルマなどが咲き、これから見頃を迎えます。
    また、麓にある道の駅・尾瀬檜枝岐 山旅案内所では、8/22(日)まで「会津駒ケ岳山開き50周年記念企画展」を開催しております。
    会津駒ケ岳と檜枝岐の歴史や、美しい写真が展示されておりますので、村にいらした際はぜひご覧ください。

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福島県檜枝岐村

檜枝岐村は福島県の西南端に位置し、面積の約98%を林野が占める自然豊かな村です。人口は524人(R3.4.30時点)で、村民みんなが顔見知りの小さな村ですが、「尾瀬国立公園」や日本百名山の「会津駒ケ岳」や「燧ケ岳」へのアクセス拠点となっており、グリーンシーズンは賑やかになります。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 昨年に続き、今年も本件を応援します。学生時代に歩いた、会津駒ヶ岳から中門岳への木道、懐かしいです。

    2021年9月30日 21:54

  • 名前にご縁があるので、会津駒ヶ岳の駒の小屋に来年こそ伺ってみたいです。

    2021年9月30日 15:49

  • 最近、会津駒ヶ岳に登った際、頂上近くで滑り止めの付いた新しい木道を歩かせていただきました。下りでも滑る心配がなく、とてもありがたかったです。
    今回、天気にも恵まれとても楽しい山歩きができ、会津駒ヶ岳が大好きになりました!!必ずまた再訪したいと思います。
    山の環境整備のために少しでもお役に立てれば幸いです。

    2021年9月15日 21:23

  • 会津駒ヶ岳、また行きますね

    2021年9月13日 15:06

  • 山が好きでオールシーズン、自然の中で遊ばせてもらっています。
    駒の小屋にもお世話になっているので、木道を治すのに役立てていただけたらうれしいです。

    2021年9月7日 20:50

  • 登山が趣味です。
    何度か檜枝岐村へ遊びに行きました。

    なかなか行けないので、仙台から寄付をして応援しています!

    2021年9月7日 10:56

  • 先日は駒の小屋さんに大変お世話になりました!また駒ヶ岳に登りに行きたいです!

    2021年9月2日 11:31

  • 会津駒ケ岳の自然がいつまでも未来に残るよう応援してます。

    2021年8月22日 11:02

  • 木道の維持応援します。
    コロナが終息したら、登りに行きます。

    2021年8月21日 13:01

  • 近年は毎年会津駒に登りに行かせてもらっていますが、今年はコロナ禍で自粛しました。来年はまたキレイな道になった会津駒に伺いたいと思います。整備頑張ってください。

    2021年8月21日 9:52

  • 会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、尾瀬ヶ原、南会津の地酒、会津田島駅、檜枝岐村、みんなみんな大好きです!

    2021年8月20日 20:31

  • 山小屋や民宿に宿泊して、とっても良い時間を過ごしました。山人料理が美味しかったです。
    季節を変えてまた行きたいです。

    2021年8月19日 21:46

  • 9年前に登ったことがあります。雨の後で、新しい木道だったのか、派手に滑った思い出があります。また行きたいです。

    2021年8月19日 10:09

  • ふくしまSHOWを拝見し、檜枝岐村に思いを馳せています。尾瀬へは2017, 2018年に沼山峠から訪れ、清冽な空気を思い切り吸い込みました。栃蜜、サンショウウオの燻製と岩魚味噌をお土産に買ったのも印象に残っています。
    世間が落ち着いたらお伺いします。

    2021年8月15日 17:05

  • コロナ禍でなかなか会津駒ケ岳へ登ることができませんが、今年も微力ながら応援させていただきます。

    2021年8月14日 18:26

  • 自然に恵まれた檜枝岐。その中でも会津駒から中門岳へのトレッキングは素晴らしいです。草紅葉と紅葉のコントラストは最高でした。 また、伺います。

    2021年8月14日 17:20

  • 会津駒ヶ岳、駒の小屋、大好きです。登山道の整備をいつもありがとうございます。しかし木道はやはり崩れている箇所も多く、滑りやすいので整備を引き続きお願いします。

    2021年8月13日 7:33

  • 数10年前の秋、登りました。草紅葉の山稜が美しく楽しい山歩が出来ました。その後、尾瀬行の度に温泉とたち蕎麦を楽しんでます。今後も温泉とたち蕎麦を守ってください!

    2021年8月11日 14:21

  • 檜枝岐村、大好きです。一年に一度くらいしか、泊まりに行けませんが、尾瀬はもちろん、蕎麦やいわな、はっと、温泉、そして人の温かさに、いつも楽しく過ごさせてもらっています。これからも通いたいと思います。

    2021年8月8日 16:22

  • 7月に9年振りに登ってきました。花もたくさん咲いていて、中門岳への稜線の景色が素晴らしかったです。また行きます。

    2021年8月8日 13:36

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