• TOP
  • 過去実績
  • 大切な命を守るため! 子育てファミリー向け防災・減災事業

大切な命を守るため! 子育てファミリー向け防災・減災事業

カテゴリー:まちづくり 

main_img

寄付金額 174,000

13.3%

目標金額:1,300,000

達成率
13.3%
支援人数
13
終了まで
受付終了

徳島県徳島市(とくしまけん とくしまし)

寄付募集期間:2021年9月1日~2021年10月31日(61日間)

徳島県徳島市 × NPO法人子育て支援ネットワークとくしま

プロジェクトオーナー

徳島市は、吉野川をはじめ大小138の川が流れる“水都”と呼ばれています。太平洋沿岸にあり自然豊かな街ですが、地震がくると津波にのまれる危険性があります。南海トラフ巨大地震が今後30年以内に発生する確率は80%となっており、大規模災害への備えが市全体の課題と言えます。

しかし、妊婦さんやママは、小さな命を育てるのに精一杯で、防災のことを勉強する機会はほとんどありません。そこで、同じ小さな子どもをもつママ防災士が活動している「とくしまママ防災士集団SwitcH」や、子育て家庭の防災対策に取り組んできた「とくしま子育て防災ネットワーク」と一緒に、「NPO法人子育て支援ネットワークとくしま」が乳幼児を育てる世帯の防災対策に取り組みます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

乳幼児をもつ家庭の避難対策

乳幼児の子育て家庭への防災・減災を学ぼう

私たち「NPO法人子育て支援ネットワークとくしま」が運営する「商店街子育てほっとスペースすきっぷ」(徳島市より受託)は、中心市街地の商店街のなかにあり、特に水都を象徴する代表的な地域にあります。子育て中のファミリーが、情報交換や子育ての疑問をスタッフに相談するため、気軽に集まってきています。しかし、商店街での避難訓練の機会は少なく、すきっぷにおいても災害への備えは万全にしておきたいところです。

そこで、子育て中のファミリーを対象に、大切な命や身近な人の命を守るための防災・減災を学ぶ機会を作りたいと思います。東日本大震災以降、赤ちゃんとママだけが自宅にいる時に「地震がおきたらどうしよう」「不安です」という声をたくさん聞きます。地震が起きる前に知っておきたいこと、どんな対策をしておいたらよいかなど、みんなで意見を出し合い考えることで、少しでも不安を取り除きたいのです。

防災への意識向上のためにできること

乳幼児を育てる世帯への防災・減災講座

NPO法人子育て支援ネットワークとくしまは、南海トラフ巨大地震がおきた時に助けあうために、妊婦や乳幼児、障がい児、アレルギー、外国人など災害時要援護者の防災対策に取り組んで10年になります。子育て支援NPO、小児科医、助産師、保育士、言語聴覚士、管理栄養士、徳島県立防災センター、徳島県社会福祉協議会等の16の団体と「とくしま子育て防災ネットワーク」を発足し、事務局をしています。

乳幼児の支援施設へと出向く「子育て出張防災講座」では防災知識として、非常用持ち出し袋の準備物、乳幼児を連れた避難に有効なおんぶの方法、風呂敷でリュックづくり、非常食体験や工夫の仕方、アウトドアと防災、新聞スリッパやコップづくり体験、ナイロン袋で簡易おむつの代用、オリジナル替え歌で「ダンゴムシの安全ポーズ」のダンスなどもお伝えしています。

今回実施する事業の内容

実践的な内容を中心にした事業で、災害に備えます

①防災について考える「お出かけセットを活用した防災対策ワークショップ」
子育て世帯が避難する場合、通常の避難持ち出しバッグでは子どもに必要な物が揃っていないことがあります。そこで、いつもママ達が持ち歩くママバッグの中に、災害時でも使えるアイテムを足すことで、実際の避難時に役立つ「お出かけセット」を考えます。

②乳幼児の子育て支援施設「商店街子育てほっとスペースすきっぷ」での避難訓練
乳幼児や妊産婦は、避難に時間と支援を要します。実際にシミュレーションをして、避難場所までの道の危険個所を確認しながら避難方法を学びます。

③避難所での過ごし方を想定した「防災ディキャンプ」
災害時に要支援者となる可能性が高い乳幼児とその家族の避難所スキルを高めるとともに、その支援策も考えます。

④「子育て防災パンフレットの作成」
「ダンゴムシの安全ポーズ」やおんぶの仕方、おでかけセットの活用法などを記載した子育て防災パンフレットを作成し、子育て世帯や関係者に配布します。

【寄附金の具体的な使い道】

・お出かけセットを活用した防災対策ワークショップ:150,000円
・防災デイキャンプ:300,000円
・子育て防災パンフレット作成費:550,000円 など

※目標金額に達しなかった場合でも、いただいたご寄附は本事業へ活用いたします。

【寄附金の具体的な使い道】

【注意事項】

¥3,000 以上寄附していただいた方で、ご希望の方は、NPO法人子育て支援ネットワークとくしまのサイトに、お名前もしくは任意のニックネームを記載いたします。(徳島市民の方も対象です)。

子育てファミリーの防災対策を考える

子育て中のママ防災士が伝える防災

(ダンゴムシの安全ポーズ)

いま、災害が起きたらどうなるの?
政府や研究機関は、南海トラフ地震が起こる確率を30年以内に80%と発表しています。いつ発生してもおかしくない状況の中で、自然災害から子どもたちの命を守るために何をしたらよいかを考えていきましょう。
 
「備えあれば患いなし」とわかっていても、ママたちは日常の赤ちゃんを育てるのに精一杯なのが現実です。突然起こる災害時に備えて、妊婦さん、赤ちゃんとママは具体的に何をしたらいいのか、何を準備したらいいのかを学ぶことで不安解消につながります。また、同じ小さな子どもをもつママ防災士さんの話を聞くことで、防災を身近に感じてもらい、災害時に赤ちゃんとママの命を守る心がけや準備ができるようになります。
「ダンゴムシの安全ポーズ」やおんぶの仕方などを記載した子育て防災パンフレットの作成により、今後の防災啓発活動にも役立つと考えています。

【事業実施スケジュール】

2021年12月 お出かけセットを活用した防災対策ワークショップ
       ☆「とくしまママ防災士集団SwitcH」による避難準備講座
2022年1月  「商店街子育てほっとスペースすきっぷ」での避難訓練
2022年2月  防災デイキャンプの開催
       パンフレットの配布

事業に携わる方の思い

NPO法人子育て支援ネットワークとくしま 理事長 松﨑 美穂子

■防災について学びの場を提供したい

写真

防災が必要だと思っていても「何から始めればいいのか」「何を用意すればいいのか」と分からず何もしていないと言う方もいます。一人一人が防災に対する意識を高める必要があります。災害から身を守れるようにする術を知ることができるよう学びの機会を提供したいと考えております。
避難所では子どもが泣き止まず周囲に気を遣ったり、大人も子どももストレスを感じたりします。ストレスを和らげるために子どもを遊ばせる方法など普段から実践できることで楽しく学んで減災に努めていきたいと思います。
皆様のご支援のほど、よろしくお願いいたします。

■子育て中の防災士さんの話から、防災を身近に感じてほしい

阪神淡路大震災は、およそ30年前、前回の南海地震は、75年前と、徳島県では、大きな地震や災害が起きていません。しかし、いつ何時災害が起こるかもしれないことも確かです。
小さなお子さんを連れての避難や避難所での過ごし方など、想像することも難しいですが、子育て中の『防災士』さんから、直接お話を伺うことで乳幼児のいる家庭の防災を身近に感じられると思います。乳幼児のいる家庭の避難グッズの準備方法や、避難用の食事体験など、楽しみながら学習していただきたいと思っています。
そして、この事業で学習したことを地域や、職場の子育て中の家庭に伝えることで、防災意識のある地域や職場にしてほしいのです。

「商店街子育てほっとスペースすきっぷ」に通うママ達の声

■災害から小さな命を守るために必要なこと

①大人ひとりで子ども2人を連れて安全な場所へ避難できるのか、どう避難したらいいのかが不安。避難グッズも用意はしているが、外出時には持っていけないので、何を用意しておいたらいいのかわからない。(0歳、2歳児のママ)

②基本的な防災グッズは用意している。子どもと離れたときに合流できるかが心配。避難所での過ごし方、子どもの心のケアなどが知りたい。(4歳児ママ)

③寝室に防災グッズと靴を置いている。避難所で子どもたちがうるさくて周りに迷惑をかけないかが不安。災害は起きると思っていても、特に何もしていないのが現実。(5歳、小学生のママ)

写真

 日々の生活に追われ、防災に関しては不安を感じながら子育てをしています。子育てファミリー向けの防災について、聞く機会があれば参加したいとみなさんおっしゃっています。乳幼児親子に特化した防災についてを学ぶことで、具体的な準備をし、災害への漠然とした不安を解消してほしいと思います。

徳島市危機管理局防災対策課

■わが子を守る「あなた」と共に、安心に暮らせるまちへ

写真

「小さな子どもをかかえ、いつ起こるか分からない災害のことを考えると不安だけど、何から手をつければいいか分からない。」こういった災害への漠然とした不安を「自分ごと」として考え、子どもと被災した場合にどう行動すべきかを考える機会を持っていただくことは、とくしまの未来を担う「子どもたち」を守る行動に繋がります。
この取り組みによって、大規模災害時に災害弱者になりがちな子育て世代が、災害を乗り越える知識と工夫を身に着けることによって、誰もが安全・安心に暮らせるまちの実現に近づき、地域全体の防災力が向上すると考えます。

寄附者のみなさまへ

徳島市長 内藤 佐和子

■市民と協働して小さな命を守りたい!

写真

徳島市では、市民と行政が協力して徳島のまちを良くしていくために「徳島市協働による新たなまちづくり事業」を実施しています。この事業では、徳島市のさまざまな困りごと(社会的課題)を解決するために事業提案を募集しています。「大切な命を守るため!子育てファミリー向け防災・減災事業」は、徳島市防災対策課が「乳幼児を育てる世帯の防災準備事業」というテーマを掲げて募集し、NPO法人子育て支援ネットワークとくしまからご提案いただいたものです。
行政だけでは対応が難しい分野に対し、迅速かつ柔軟に活動を展開できる市民活動団体の存在には、本当に頼もしく感じています。今後も市民と行政のパートナーシップで、徳島市の困りごとを解決してきたいです。
どうか、皆様からのたくさんのご支援をお願いいたします。

【注意事項】

¥3,000 以上寄附していただいた方で、ご希望の方は、NPO法人子育て支援ネットワークとくしまのサイトに、お名前もしくは任意のニックネームを記載いたします。(徳島市民の方も対象です)。

現在進捗情報はありません。

徳島県徳島市

徳島市は、徳島県の東部に位置し、吉野川とその支流がつくり育てた三角州に発達した人口約25万人の県都です。地方の中核的都市として、産業をはじめ、政治、経済、文化、教育、情報といったさまざまな面において高い集積があります。
気候は温暖で物産は豊かです。四国一の大河・吉野川をはじめ市内を縦横に流れる大小の川と優美な眉山の緑は、住む人に安らぎを与え、訪れる人をいやします。また、阿波おどり、人形浄瑠璃、藍染・阿波しじら、木工製品、すだちなど、徳島の風土と歴史が育んだ個性的な文化を有しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 近い将来、南海トラフ地震が起こった時、赤ちゃんも妊婦さんも被災者になってしまいます。この事業で得た経験が活かされることを願っています。

    2021年10月1日 10:53

  • 防災の要でもある子供たちの防災意識向上のためにも、難しいことも沢山あるかと思います。あれこれ意見もあるかもしれませんが、安心できる徳島でいてほしいと願ってます。(少額の寄付ですみません。)

    2021年9月10日 19:38

  • とくしま子育て防災ネットワークの皆様応援しています!

    2021年9月1日 12:49

はじめての方へ