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オシドリ観察小屋再建|これからも「オシドリの住むまち」であるために!

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 3,839,000

127.9%

目標金額:3,000,000

達成率
127.9%
支援人数
219
終了まで
受付終了

鳥取県日野町(とっとりけん ひのちょう)

寄付募集期間:2021年10月1日~2021年12月28日(89日間)

鳥取県日野町

プロジェクトオーナー

鳥取県日野町では、オシドリ観察小屋建設(移設)に伴う費用に係るクラウドファンディングを実施します。

本町はオシドリが飛来する町として有名で、オシドリを間近で見ることができる「オシドリ観察小屋」は重要な町内観光スポットの一つです。
現在、オシドリ観察小屋は日野川の河川敷という危険な場所に立地しており、建物自体の老朽化も進んでおり2022年3月末をもって撤去されることになりました。
そこで、2022年11月の再オープンを目指しオシドリ観察小屋の移設・新築を行います。
【注意事項】
<鳥取県日野町内から寄付をいただく皆様へ>
鳥取県日野町民の皆様からのご寄附に対しましては、お礼の品の送付ができませんので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

1,000羽のオシドリが飛来、間近で見ることができる「オシドリ観察小屋」を存続させたい!

「オシドリ観察小屋」とは?

観察小屋から望遠鏡にてオシドリを観察

仲良し夫婦の例えとして扱われる野鳥「オシドリ」。鮮やかで美しいこのオシドリは例年11月頃~3月中旬にかけて約1,000羽程が鳥取県日野町に流れる日野川に飛来します。「オシドリ観察小屋」は鳥取県日野町根雨地内の日野川河川敷にあり、毎年1万人が訪れるなど、数多くのオシドリを間近で観察することができる全国的に有名な観光地です。

「オシドリ観察小屋」の歴史

きっかけは1987年頃、町内の一人の男性が日野川に来るオシドリに餌付けを始めたことから始まります。その姿を見た地元の人たちが、「もっと多くのオシドリをたくさんの人に見てもらいたい」と、1994年に有志による団体、「オシドリグループ」を結成。このオシドリグループの手により、オシドリを間近で見ることのできるオシドリ観察小屋が整備されました。
完成した当初はオシドリの飛来する数は30羽程度でしたが、グループの地道な保護活動により、年々数を増やし現在はピーク時1,000羽以上が飛来する規模までになりました。
今現在もオシドリグループによる観察ガイドや生息場所の保全といった保護活動を続けており、オシドリと人が共存できるような環境づくりに尽力しています。

「オシドリ観察小屋」存続の危機

町内外問わず、多くの方に愛されてきたオシドリ観察小屋ですが、今、存続の危機に直面しています。
オシドリ観察小屋は河川敷に位置していますが、日野川の流水阻害の恐れや、増水による被害も相次いだため、現在の場所での存続に不安があるほか、オシドリグループメンバーの高齢化により、観察小屋の運営が困難な状況となったのです。
当初、オシドリグループ事務局の森田勝彦・順子夫妻は、オシドリ観察小屋の閉鎖も考えたものの、町民をはじめ県内外の多くの方からオシドリ観察小屋の存続を望む声も多く、オシドリ観察小屋を地域の活力を創り出す新たな観光・交流拠点として再建(新築・移転)することになりました。

観察小屋から見た写真。増水時には小屋が川に浸かることもあった。

「オシドリ観察小屋」の今後

年間1万人以上の観光客が訪れるオシドリ観察小屋をリニューアルし、町の観光振興や、町内唯一の高校である日野高等学校の特色づくりに活かし、地域の活力を創り出す新たな観光・交流拠点として再生していきます。
【運営について】
これまではオシドリグループが行ってきましたが、今後は日野町役場、オシドリグループ、日野高等学校等と連携し、町営施設として運営していきます。
【設置場所について】
日野川河川敷内に設置されている既存の観察小屋は撤去し、新たに日野高等学校の敷地内に新築移転します。
【施設有料化へ】
利用料金はこれまで無料でしたが、今後の観察小屋の維持管理のため有料施設とします。

設置計画位置図

「オシドリ観察小屋」を活用した活動事例

「オシドリ天使」との交流

「オシドリ天使」とは、春休みや夏休みにオシドリを通じて本町を訪れる東京都杉並区の小学生を意味します。
杉並区の小学生との交流は、本町出身の佐々木幹夫氏が杉並区で教員を務めていたことがきっかけとなり、オシドリグループの活動を知った子ども達から、オシドリの餌であるドングリを送っていただいたことが始まりです。
交流は、1996年に始まり、これまで約200人が日野町を訪れています。

オシドリ天使を根雨駅でお出迎え

皆様からいただいた寄附金の使い道

いただいた寄附金は、建設費及び設備充実に役立てます。

【寄付金の使い道】
・測量設計費及び建設費の一部:2,000,000円
・設備品等購入費(机、イス、望遠鏡等):1,000,000円

【事業実施のスケジュール】
・2021年10月:オシドリ観察小屋建設に係る測量設計実施
・2022年 4月:オシドリ観察小屋建設実施
・2022年10月:オシドリ観察小屋 完成
・2022年11月:オシドリ観察小屋リニューアルオープン

※目標金額の達成、未達成に関係なく、いただいた寄附金は全額本事業へ活用させていただきます。

寄付者の皆様へ

町長からのメッセージ

鳥取県日野町長の﨏田 淳一(さこだ じゅんいち)でございます。
町内外問わず多くの方に愛されてきたオシドリは、本町にとってかけがえのない存在であり、オシドリ観察小屋は本町の重要な観光資源の一つです。
鳥取県・日野町の鳥にも指定されているオシドリを、今後も安心・安全に観察いただける環境を整備し、オシドリファンの皆様に喜んでもらえるよう準備を進めてまります。
是非とも皆様からの温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

オシドリグループ事務局 森田勝彦さんからのメッセージ

コロナ禍、皆様にはお変わりありませんか。日頃より日野町のオシドリにご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
1994年秋にスタートしたオシドリグループは、今秋27年目を迎えます。皆様のおかげで「オシドリといえば日野町、日野町といえばオシドリ」と言われるようになりました。
オシドリグループでは、『日野川の野生のオシドリを見てもらいたい』という思いのもと、オシドリ観察小屋を拠点に活動を行ってきました。26年間の活動を通して、これまで20万人以上の方にお越しいただいており、多くのオシドリファンに愛されてきました。
オシドリ観察小屋は、オシドリグループにとってカメラマンや愛鳥家の皆様との交流の場でもあり、お客様の中には「こんなに近くでオシドリの観察ができる場所は他にない。日本一だ」という有難いお言葉をいただいたこともあります。
そんなオシドリ観察小屋ですが、近年の気候変動により浸水被害を受けることが多くなりました。また、オシドリグループとしての活動も高齢化等により先行きが不透明な状態となっています。
そんな時、町からオシドリ観察小屋新築移転のお話をいただき、希望の光が見えてきました。
新築移転により、オシドリ保護の持続可能な体制を構築することができ、後世に引き継ぐことができます。そして今まで以上に多くの方々に喜びと感動を与え、また、子ども達のふるさと教育の一助にもなると私は確信しています。

ある時、平井鳥取県知事が「鳥取県はオシドリ県」と発信されました。鳥取県、日野町とって野生のオシドリは希少で大切な鳥です。
オシドリの素晴らしさを皆様にお届けすることが、オシドリ観察小屋の大きな役目です。オシドリシーズン(11月~3月)になりましたら、是非お越しくださいませ。オシドリグループメンバー一同、心よりお待ちしています。

最後になりましたが、オシドリ観察小屋の新築移転の趣旨をご理解いただき、ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

日野町産業振興課 三好郁瑠(本プロジェクト担当者)

本プロジェクトを担当します、日野町役場産業振興課の三好郁瑠と申します。
この度は、本プロジェクトページをご覧いただき誠にありがとうございます。
オシドリ観察小屋は、オシドリを間近で観察することができる全国的にも珍しい貴重な場所であり、私自身も大変気に入っています。
来町される方にも自然豊かなこの場所の雰囲気を味わってほしい、また安心安全に観察できる環境を皆様に提供したいという思いから、本プロジェクトに携わっています。
オシドリ観察小屋の新築移転により、今まで以上に皆様に愛される場所となるよう準備を進めて参ります。素敵なオシドリ観察小屋を後世に残すためにも、皆様のご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

お礼の品紹介

日野町特産品、金持神社商品など次の中からお選びください。

【注意事項】

<鳥取県日野町内から寄付をいただく皆様へ>
鳥取県日野町民の皆様からのご寄附に対しましては、お礼の品の送付ができませんので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

  • 2022年02月16日 16:57

    多くの皆様からのご支援とご協力、ありがとうございました!

    この度、オシドリ観察小屋再建に係るクラウドファンディングを実施したところ、219件・383万9千円のご寄附をいただきました。多くの皆さまからのあたたかいご支援とご協力、誠にありがとうございました。
    今後は、令和4年4月以降に現在の観察小屋の取り壊し・新築移転を行い、令和4年11月の新観察小屋オープンを目指し準備を進めて参ります。

    最後になりますが、今後も鳥取県日野町を応援してくださる多くの皆さまのご協力をいただきながら、魅力あるまちづくりに努めて参りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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鳥取県日野町

鳥取県日野町(ひのちょう)は、鳥取県南西部の中国山地の中山間に位置し、町の中央を一級河川日野川が流れています。かつては、日本の近代化を支えた「たたら製鉄」による鉄の主産地であり、その痕跡を数多く残し、また、「出雲街道」の宿場、交通の要所として栄えました。主な観光資源は県と町の鳥に指定されている「オシドリ」、全国で一つしかない縁起の良い名前を持つ「金持神社(かもちじんじゃ)」などが有名で、近年では地域の歴史文化や自然を楽しんでもらうエコツーリズムも盛んになりつつあります。

【町のシンボル・オシドリ】
越冬のため、秋から春先にかけて日野川に飛来。根雨の「オシドリ観察小屋」(11月~3月)からはピーク時約1,000羽の姿を間近に観察できます。観察のおすすめは早朝または夕方。仲睦まじく美しいオシドリは、鳥取県の鳥、日野町の鳥にも指定されています。

【金運・開運祈願は金持(かもち)神社へ!】
全国で唯一の縁起の良い名前の神社です。神社のある金持郷は、伯耆国守護職 金持広親の郷で全国の「金持」姓のルーツです。1333年、金持景藤公は後醍醐天皇を奉じて討幕の軍に参画し大活躍したと伝えられています。現在では、そのおめでたい名前にあやかり、金運・開運を求めて多くの参拝客で賑わっています。