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兵庫県三田市「こうみん未来塾」でノーベル賞をめざせ!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 129,000

12.9%

目標金額:1,000,000

達成率
12.9%
支援人数
18
終了まで
受付終了

兵庫県三田市(ひょうごけん さんだし)

寄付募集期間:2021年10月1日~2021年12月30日(90日間)

兵庫県三田市

プロジェクトオーナー

三田が生んだ偉大な蘭学者「川本幸民(かわもとこうみん)」は、幕末の世に身を置きながら、時代を動かす基盤ともなる蒸気機関の仕組みをはじめ、海外の文明や技術を精力的に研究し、当時の日本に紹介しました。あわせて、カメラやマッチ、ビールの醸造なども、日本で手に入る材料で試作することに成功し、仕組みがわかれば自ら出来ることを人びとに示しました。日本で初めて「化学」という言葉を使い、「日本の近代化学の祖」と呼ばれ、その後の技術立国日本の基盤を築きあげました。
グローバルな視野でチャレンジ精神にあふれた川本「幸民」を目標とし、子どもたちの学び・体験する機会を「公民」協働でつくり上げてきた「こうみん未来塾」が目指すのは、未来のノーベル賞科学者の育成です。
このプロジェクトに賛同しご支援いただける皆さまを募集します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

こうみん未来塾とは

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①科学技術に親しみを感じる子、②グローバルに活躍する気概を持つ子、③チャレンジ精神旺盛な子の育成を目指し、教育・研究機関や企業、市にゆかりのある専門家、地域の達人らと協働し、子どもたちが「本物に触れる体験」ができるプログラムを実施する事業です。
平成28年度に創設され、子どもたち・講師・地域の支援者や保護者など、5年半で延べ1万人の市民が参画しました。

>>令和3年度「こうみん未来塾」の取り組みはこちら

未来のノーベル賞科学者を育成!

さて、子どもたちはどれくらい理科に興味を持っているのでしょうか。「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2019)」のデータから日本と世界の小中学生を比較したとき、日本の中学生の理科教科の得点は世界でも上位に入りますが、「将来理科を使う職業につきたい」と答えた中学生の割合は最下位という結果が出ています。そしてそれはどんな影響を及ぼすのでしょうか。世界時価総額ランキングでは、平成元年度には上位50位内に32の日本企業が名を連ねていたのに対し、令和元年度には上位50位中、日本の企業は1社のみという現状が浮き彫りとなっています。
科学技術開発の分野で活躍できる人材を育成するためには、大人も子どももサイエンスへの興味関心を深め、子どもが好きなことや興味のあることをとことん追求し、大人がそれをサポートする環境が必要であると考えます。

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こうみん未来塾ではこんな仕掛けをしています!

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三田市には豊かな自然があり、大学や博物館などの教育研究機関も充実しています。また、多くの企業や各種の専門家・NPOが活動し、地域の中には仕事のスキルや長年の経験・知識を持つ地域の達人が存在します。それら、三田の教育資源をフル活用し、身近にあるサイエンスを通して『本物に触れる体験』ができる“こうみんプログラム”の提供に取り組んでいます。
大学教授による3 D映像の宇宙の中での天文講座、製薬会社による試験室の機材を使った実験もできる医薬品解説講座、大学生によるプログラミングワークショップ、ほかにも化石発掘、魚の解剖、昆虫、植物など、子どもたちの好奇心をくすぐるユニークで魅力的、かつ高度な内容のプログラムが充実しています。また、試行錯誤しながら工作することで算数や理科の原理が学べる講座や、川本幸民ゆかりのお寺での坐禅体験、元パイロットによる手作りの航空シミュレーターを使った操縦体験(左画像)など、こうみん未来塾のために作り上げたプログラムも多数取り揃えています。

例えば、三田の伝統工芸である焼き物「三田青磁」作りの講座も、こうみん未来塾の講座では、その特殊な色の出し方などに科学的に切り込み、子どもたちの探究心を刺激します。
市内の高校とも連携し、全国高等学校総合文化祭全国大会常連校の三田祥雲館高等学校科学部やロボカップで世界大会に出場した三田学園高等学校物理部の高校生による講座を企画。高校生たちにとって、小中学生に教えることが自分たちの学びにつながり、学びの循環が生まれています。

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また、コロナ禍の現在は、コロナによって顕在化した日本のデジタル教育の現状を打開するため、オンライン講座にも力を入れています。オンラインであっても、こうみん未来塾のコンセプトである「体験できる」講座となるよう工夫を重ね、工作キットを事前に郵送したり、あえてアナログなプログラミング講座にチャレンジするなど、子どもの学びを止めない取り組みを進めてきました。

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実施後アンケートから参加者の声

受講した小中学生から

・計算だけが「数」だと思っていたけど、「数」には秘密や法則がつまっていたのがおもしろかった。(数のふしぎ)
・昔の人は星座早見盤がないのにどうやって星を見つけていたのか不思議。印をつけたりするのは大変だろうなと思った。自分の星座の、本来の意味や成り立ちを知れてよかった。望遠鏡があるので、星を詳しく観察したい。(星図工作)
・JAXAの人から直接話を聞けたことがすごかった。(はやぶさ2トークライブ)
・般若のお面は怖かったけど、見方によって感情が変わることに驚いた。いろいろなお面があるのがわかっておもしろかった。(能楽と狂言)

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保護者から

・子どもたちにとって、普段体験できないことができて、とてもいい勉強になる。いろんなことに興味を持って、自分の好きなことを見つけてもらいたい。
・子どもにとても貴重な体験をさせてあげられるのがうれしい。
・高校生が積極的に教えてくれて、子どもの理解が進んだ。非常に良い環境が、三田にあることがわかった。
・子どもが自分からメモを取って熱心に聞いていた。こんな姿を初めて見て驚いた。
・理科好きな子がさらに理科好きになっている。この気持ちが続くように家庭でもサポートしたい。
・オンライン講座は今後とても必要になってくると思うので、このような形で経験できることがありがたい。

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運営側の高校生から

・少しのヒントで小学生が解決策を思いついたのには驚いたが、同時に喜びを感じた。
・講座の企画・運営は、今までの人生で1・2を争うすごい経験だった。
・自分たちが研究している内容をもっとたくさんの人に伝えたい。

寄付者のみなさまへ

寄付金の使い方

皆さまから寄せられた貴重な寄付金は、目標金額を達成できた場合も未達成の場合も、すべて「こうみん未来塾」の事業に活用させていただきます。

こうみん未来塾へご招待!!(お礼の品)

お礼の品として予定しておりました「パティシエ エス コヤマ 小山 進氏によるオンライン講演会」は、諸般の事情により中止させていただくことになりました。(令和3年11月4日付)

湊川短期大学 人間生活学科 山田 哲也 教授(こうみん未来塾アドバイザー・プログラム提供者)からのメッセージ

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英国やアメリカはじめ諸外国で、理数教育の向上を目指しSTEM/STEAM教育(Science,Technology, Engineering, Art, Mathematics)が進められてきました。日本においてもスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)などが成果をあげ、現在、文部科学省もSTEAM教育を推進しています。STEMにArtを加えたSTEAM教育のArtは芸術だけではなく、人文学、社会科学をも包括的に捉えているとも言えます。
こうみん未来塾はこの包括的課題に地域を巻き込むことで、持続的な教育に取り組もうとしているように思います。これから未来にはばたく子どもが、地域に支えられながらアクティブに活動している姿を見るたびに、科学や社会を総合的にとらえ社会的課題を解決する能力へと繋がっていくことと確信しています。

三田市長 森 哲男からのメッセージ

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社会のあり方が急激に変化し、AIなどのテクノロジーが無限に進化している今、これまでの学びの常識が通用しない未来がやってこようとしています。
得意なことや好きなことへの好奇心は、「なぜ?」「ふしぎ!」「もっと知りたい!」という子どもたちの探究心をさらに高めます。こうみん未来塾では、子どもたちの探究心を刺激し、その学びの原動力を推進させるため「本物に触れる体験」をコンセプトにしています。そしてその講師陣は、専門知識はもちろん、人生経験も豊かな専門家や地域人材たち、そして人生を少し先行く高校生や大学生です。
体験に基づく知識は定着しやすいと言われています。知識を学ぶだけではなく、その知識をどう活用するか、先輩や友だちとどう協働するか、成果をどう発信するかなど、予測不可能な未来を自分の力で切り開くための知恵とスキルも育みます。
こうみん未来塾からノーベル賞科学者が輩出され、日本のテクノロジーをけん引していくことを期待しています。
多くのみなさまにご賛同いただき、ご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

  • 2021年11月05日 09:51

    講演会(お礼の品)の中止について

    お礼の品として予定しておりました「パティシエ エス コヤマ 小山 進氏によるオンライン講演会」は、諸般の事情により中止させていただくことになりました。(令和3年11月4日付)

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兵庫県三田市

花と緑と水、豊かな自然に恵まれた、兵庫県三田市。
南部には、成熟期を迎えるニュータウンの美しい都市空間、
北部は昔ながらの里山の暮らしもあり、日本の原風景が広がっています。
また、市街地に垣間見る情緒ある街並みは、かつての城下町の歴史を語ります。

長い年月を経て紡ぎ出された、そんなさまざまな土地の色合いが混ざりあって三田のまちの豊かさを育んでいます。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • こうみん未来塾、素晴らしい取組ですね。
    三田市は子育て、学びの環境整備に頑張ってる自治体なんですね。
    こんな学びが出来る、三田の子ども達が羨ましいです。

    2021年12月5日 11:53

  • 三田市で育ちました!是非三田から育つ人を応援したいです!

    2021年10月21日 13:06

  • こうみん未来塾をいつも応援しています。

    2021年10月3日 6:58

  • 応援しています。

    2021年10月2日 23:09

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