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秋田市内の明治に建てられた建物を改修して、ミニシアターを運営します!

カテゴリー:新産業・地域創生 

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寄付金額 720,000

51.4%

目標金額:1,400,000

達成率
51.4%
支援人数
32
終了まで
受付終了

秋田県秋田市(あきたけん あきたし)

寄付募集期間:2021年11月12日~2022年1月31日(81日間)

秋田市×株式会社アウトクロップ

プロジェクトオーナー

株式会社アウトクロップ様は、秋田市中心市街地の古民家を改修しミニシアターの運営を行います。

古民家の趣を感じていただきながら、映画や音楽をはじめとする様々な芸術に触れる空間、市のアートシーンをより豊かにするアートスペースを目指しています。

※いただきました個人情報は、秋田市より寄付先である起業家へ提供し、お礼の品の発送に活用させていただきます。
※本プロジェクトにおけるお礼の品の発送は、秋田市外の方が対象です。秋田市の方へのお礼の品の発送はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

様々な映画を通して、老若男女が交流できる場をつくりたい!

株式会社アウトクロップの挑戦

近年、NetflixやAmazon Primeなどを筆頭に映画鑑賞の手段が多様化するなかで、単館を中心としたミニシアターの淘汰がどんどんと進行しています。

秋田も例に漏れず、1980年代初めに約8軒のミニシアターが軒を連ねていた南通の有楽町には、2021年現在映画館の姿は一軒もなく、アートに触れることのできる環境が少ない現状にあります。

時代が進むにつれ、大規模化する大手シネコンが生まれたことや映写環境の変化によって、地域で運営されていた映画館はすっかり町から姿を消しました。

シネコンが多くなっていることはもちろん悪いことではありません。ただ、大きな映画をメインに、わかりやすい映画を観る傾向になってきていると思います。映画を観たときにいきなり答えを与えられるのではなく、色々なことを考えさせられる体験が少なくなってきている気がします。

スマートフォン1台で便利に映画が見れるようになった時代だからこそ、映画館にわざわざ足を運び、映画から得られた学びを語り合ったり、そんなコミュニティが生まれたらいいと思います。

秋田で一度栄えた映画文化にもう一度火を灯したい。

私たちは、秋田市の中心市街地エリアで幅広い世代の人に来てもらえる「ミニシアター」の運営をします。

弊社で活用する推定築120年の古民家は住居と店舗部分に分かれており、店舗部分は化粧品屋さんとして数年前まで営業していました。また、店舗部分より奥に位置する住居部分は数十年前には美容師を住まわせていたようです。

この歴史ある物件を改修し、風情を残しながらも秋田市内で映像をはじめとするアートに触れることのできる拠点となる場づくりを目指しています。前述のように一昔前に運営されていた映画館のスピリットを引き継ぎ、地域に根ざした映画館の運営を目指しています。

強度補正など安全に利用するために必要不可欠なことは除き、修繕をする上で、できる限り明治の雰囲気がそのまま残るようにします。

秋田は首都圏と比べるとアートやエンタメに触れる機会が少ないので、幅広い世代の人がアートに触れることのできる場所を作ると共に、秋田公立美術大学の学生などをはじめとする様々な県内の学生にこのスペースを無料で貸し出すなど、精力的に地域活動へ参加していきたいと思っています。

芸術文化ゾーンにおける創造効果

当事業所の周辺には『秋田市中心市街地活性化基本計画』において、「芸術文化ゾーン」として設定されているエリアがあります。

同計画では、「文化活動をメインとした社会貢献活動」「意識共有に基づくイベントなどの取組」という2点の役割・取組を民間企業に呼びかけており、2021年3月には「秋田市文化創造館」が開館するなど、芸術文化ゾーンと相乗効果を持つ民間企業の取組を特に推進しています。

上記を前提に、ミニシアターの設置により、若者を中心とした「芸術文化ゾーン」のにぎわい創出が期待できます。

現在、「芸術文化ゾーン」周辺において若者メインで運営されている施設がないほか、若者メインのコミュニティが少ないことも踏まえ、若者が立ち寄りやすく、かつ接点も持ちやすい施設としての機能を活かし、芸術文化ゾーン全体への若者の誘客が見込めます。

加えて、近年「Netflix」「Amazon Prime」「YouTube」などの動画・映画配信サイトの普及により、若者の映像需要が高まっている中、「シネマ」「映像」「映画」などを中心としたコミュニティを確立することで、より広い芸術文化の関係者を誘客できると考えております。

また、他の芸術分野などとのクロスオーバーやコラボレーションを推進し、秋田市内でのアーティストやクリエイターの交流を深めることで、「芸術文化ゾーン」のにぎわいを生みだしていきたいと思います。

寄附金の使い道

頂いた寄附金は映画館の内装設備や映画の買付を始めとする映画館の運営に必要な経費として大切に使わせて頂きます。

※目標金額未達の場合は、優先順位の高い設備・備品から優先的に購入し、目標金額以上集まった場合は、シネマ運営資金として大切に使わせていただきます。

【事業実施のスケジュール】

2021年10月 シアター設備購入
2021年11月 シアタープレオープン
2021年12月 シアター本格オープン

株式会社アウトクロップの想い

代表取締役 栗原 栄見

なぜ映画館なのか。

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国際教養大学に在籍していた2019年の8月に、一度なくなってしまった「大根の種を復活させる」という話に出会い、一本の映像にしたことで私の卒業後の進路は大きく変わりました。
短編ドキュメンタリー映画「沼山からの贈りもの」は、2018年に一度なくなってしまった大根の種を秋田の若手農家3人が復活させるという物語です。この映画を作った私と友人は、「見えない物語を魅せる」というミッションを掲げて卒業後も秋田で活動しています。
この映画の完成後、県内4箇所と和歌山県で「五感を通して伝統野菜と出会う」と題して、自主上映会を行いました。上映プロジェクトは、映画、主題歌の生演奏、沼山大根の料理、生産者のお話で構成されていました。今回新しく立ち上げるミニシアターはここから着想を得ています。
映画を見るだけでなく、映画に因んだ食事やドリンクの提供、監督のトークショーなどの開催も考えており、どこでも映像が見れるようになったからこそ「みんなで集まって飲んだり食べたりしながら映画をみる」という映画の新しい消費のあり方を作っていきたいなと思っています。
「映画は見た人の人生を豊にする」これを信じているので、社会性・芸術性の高い作品を選び、多世代の方が集まるアートの拠点に発展していくことを目指しています。

取締役 松本 トラヴィス

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私にとって映像とは、世界と出会う力を持っているものです。
自分の経験や境遇を超えて、色々な世界と出会うことができ、自分の人生とは全く違った世界に没入することができるのが映像だと思います。中でも、他の人の人生を擬似体験する事で、自分の日常では気づけなかった価値観やものの見方などを自ら気づくことができるのが私の思う映画です。
ミニシアターとは、そのような世界との出会いの体験を、不特定多数の人と共有し、その気づきを共有し合う事で新たな気づきが生まれる、とても特別な空間なのです。
中でも、人生の豊かさについて気が付く事があったり、持続可能な社会を作るためのヒントをくれるもの、己に新たな見方を与えてくれるものなど、様々な「価値のある映画」があります。そのような映画を、アウトクロップ独自の基準でセレクトして、ミニシアターで上映し、気づきや対話を沢山作っていきたい。そんな想いでこのプロジェクトに参加します。

スタッフ 田口 雄大

秋田で生まれ育った私にとっての映画とは

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私は秋田の田舎で生まれ育ちました。
エンタメの少ない秋田で映画は貴重なエンタメの1つであり、市民会館で映画が放映される際には、必ずおじいちゃんに連れて行ってもらっていました。

田舎に住む私にとって、映画を見るということは、見たことのない景色に出会あわせてくれ世界を広げてくれる貴重な時間でした。幼いながらもそれがすごく記憶に残っていて、振り返ると映画が自分の人生観に影響を及ぼし、人生を豊かにしてくれていたことに気がつきます。さらに、その経験の積み重ねが自分を秋田に残してくれたことにも繋がっています。

そんな風に映画というのは、直接的にも間接的にも人生に彩りを与えられるような大きな可能性を持っています。今回作るミニシアターでも、そんな映画の持つ可能性を最大限発揮できるような場所にし、自分のような田舎の子どもたちが新しい世界に出会えるきっかけになればいいなと思っています。

プロジェクトを応援する声

シネマ・デ・アエル プロジェクト 代表 有坂民夫さん

ミニシアターは秋田の新たな文化資本

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”多様性”が地域の未来に欠かせないキーワードとなった今、世界に窓を開き、物語や真実を届けてくれるミニシアターの存在は、多様性のある街には欠かせない文化資本です。

スマホひとつで「いつでも」「どこでも」観ることができる動画サービス全盛の時代、逃げ場すらないほど繋がってしまった世界が次に求めるのは、「今だけ」「ここだけ」の特別な時間と場所です。

彼らが創る小さなシアターは、そのサイズをはるかに超えた存在として、地域の文化資本になっていくでしょう。シアターが完成した時、スクリーンを照らす最初の光は秋田の未来です。種を一緒に撒きましょう。

河辺雄和商工会 枝川 大地さん

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創業当初から株式会社アウトクロップ代表取締役の栗原さんを支援させていただいております。

栗原さんは「ドキュメンタリー映像で秋田の魅力的な『ヒト・モノ・コト』を世の中に広げたい!世界中に知ってほしい!観てほしい!」という夢と情熱を持って創業しました。そうした情熱はすぐに多くの人に伝わり、創業以来、株式会社アウトクロップへの応援の声は日ごとに増していることは支援を通じて肌で感じることができています。

人口減少が顕著な秋田県において、新しいことにチャレンジする若者に期待が寄せられているという事を強く感じました。今回挑戦する「ミニシアター事業」は、全国的にも珍しい事業だと思いますが、若手起業家らしい新たなチャレンジで、ミニシアターが秋田の魅力の一つになることを期待しています。

寄付者のみなさまへ

秋田市商工貿易振興課から

現在、秋田市は人口減少・少子高齢化がすすみ、街から「若者」が減っている状況にあります。そのような中で、株式会社アウトクロップ様は市内の中心市街地にミニシアターを開設し、若者が集う施設を目指しております。

映画だけでなく、ギャラリーや音楽ライブなどを開催し芸術性の高いアートスペースとなることで、アートやエンタメに触れる機会の少ない秋田市において、若者が芸術文化に触れることのできる貴重な施設になると思います。今回のミニシアターが、秋田の街に再び「若者」を呼び戻す中心的な施設になると期待しております。

秋田市のアートシーンの活性化や、人々の集いの場となるよう、秋田市も株式会社アウトクロップ様を支援してまいります。みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

お礼の品をご紹介

【注意事項】

※いただきました個人情報は、秋田市より寄付先である起業家へ提供し、お礼の品の発送に活用させていただきます。
※本プロジェクトにおけるお礼の品の発送は、秋田市外の方が対象です。秋田市の方へのお礼の品の発送はありません。
※お礼の品についての問い合わせ
 秋田市役所 商工貿易振興課
 電話:018-888-5728
 メール:ro-inpr@city.akita.lg.jp

現在進捗情報はありません。

秋田県秋田市

秋田県の県都である秋田市は、秋田県の人口の約3割にあたる約30万人を有する中核市であり、東には出羽山地、西には日本海が広がり、豊かな風況を生かして海岸沿いには多くの風力発電施設が建設されているなど、緑豊かなまちです。

秋田新幹線、秋田港、秋田空港など、陸・海・空の交通の利便性がよく、県庁所在地として十分なインフラやサービスが整っているのはもちろん、きりたんぽをはじめとする豊かな食文化、全国トップクラスの学力を支える教育環境、安心して子育てできる環境など多くの魅力があります。

また、市の施設であるインキュベーション施設「チャレンジオフィスあきた」において、創業支援室・コワーキングスペースを整備し、インキュベーションマネージャーによる起業相談、経営指導を行っているほか、起業家の創出を目的に、起業家の掘り起こしから開店・開業に至るまでを「交流」「育成」「起業」の3つのフェーズに分け、それぞれのフェーズに必要な支援を行う創業支援プログラム「ビジネススタートアップ支援事業」を実施するなど起業に関する手厚い支援体制を構築しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 失われつつある伝統野菜や郷土料理を守り続けてくださいませ。

    2022年1月11日 9:28

  • 素晴らしい試みですね。応援しています!

    2022年1月10日 16:17

  • とても良い企画だと思います!
    リアルなエンタメ少ないので
    お盆に帰省できたら、タープ書かれた名前を見に行きます!笑

    2022年1月3日 8:58

  • 古い建物の保存と、若者支援に興味があったので、このようなプロジェクトを応援させて頂けて嬉しいです。

    2021年12月31日 11:39

  • とっても新しくオシャレで、とても素敵な事業だと思います。今まさに秋田に必要な、コミュニティづくりのキッカケとなる事業ではないでしょうか。応援しています!

    2021年12月29日 9:53

  • アートに触れることのできる拠点づくりを応援しています!

    2021年12月27日 1:25

  • 秋田にミニシアターができて嬉しいです。続けて下さい!

    2021年12月25日 9:17

  • いずれは秋田へ帰りたいという気持ちで毎日県外で生活しています。
    それまでは少し離れた場所からですが故郷を応援させて下さい。

    2021年12月6日 7:59

  • 魅力ある街づくりを期待します

    2021年12月3日 11:04

  • ミニシアターで質の良い映画を見れる事を楽しみにしております。

    2021年11月25日 14:41

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