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「田舎に残した両親、移動に困っていませんか・・・?」塩尻市で全国の交通弱者を救う実証実験をスタートします!!

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 1,003,217

33.4%

目標金額:3,000,000

達成率
33.4%
支援人数
48
終了まで
受付終了

長野県塩尻市(ながのけん しおじりし)

寄付募集期間:2021年12月22日~2022年3月21日(90日間)

長野県塩尻市

プロジェクトオーナー

塩尻市では、次世代の公共交通を創出し、「交通弱者」を減らす取り組みを行っています。
地方では定時定路線バスの運行本数が少なく、買い物や病院など行きたい場所に行きたい時に行ける「都会の当たり前」ができない方が数多くいます。
少子高齢化の進展や単身世帯の増加を背景に、高齢者による自動車の交通事故が増加したことで全国的にも高齢者の免許返納が促される中、自由に移動したくてもできない「交通弱者」が増えています。

次世代の公共交通に何が必要なのか、社会実装のイメージを描くには、実証実験を繰り返すプロセスが必要です。本プロジェクトは、その実証実験の費用を募集します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

自由に移動したくてもできない「交通弱者」が、全国の地方都市で増えています

1時間に何本もバスや鉄道が運行している「都会の当たり前」がない地方の現状

都会では5分に1本電車が、1時間に数本バスが走っており、自動車を使わなくても行きたい所に行きたい時間に行ける交通網が整っています。

一方で塩尻市のような地方では、電車だと1時間に数本や路線によっては2時間に1本、バスだと民間のバス会社は存在せず、行政が1日数本のバスを運営するような状況が一般的です。
また、交通網が通っていない地区も多く存在をしています。



これまでの塩尻市の取り組み

このような交通弱者対策や、ユーザーの利便性の向上、また、移動の効率化により都市部での交通渋滞や環境問題などの解決に役立てようとするサービスがMaaS(Mobility as a Service)です。

塩尻市では、「塩尻MaaSプロジェクト」と題して令和2年度から検証をスタートし、官民協働で次世代公共交通の構築を進めています。

塩尻MaaSは、塩尻市と(一財)塩尻市振興公社が民間企業と共同で実施しています。
人口減少・少子高齢化やコロナ禍による移動ニーズの変化、大型バス運転手の担い手不足など、地域公共交通が抱える複数の課題を解決し、高齢者などの交通弱者が安心して便利に使える、かつ観光や商業など地域経済の活性化につながる、持続性の高い新たな交通体系の構築を目指して取り組んでいます。

市では次の2つの事業を行っています。

■AI活用型オンデマンドバス「のるーと塩尻」

「のるーと」は、乗りたい時にアプリや電話で呼べる新しい乗合バスサービスです。

塩尻市が民間委託で運行している公共の地域振興バス「すてっぷくん」は、さまざまな課題を抱えています。最も大きな課題は、利用者の減少です。
「すてっぷくん」は定時定路線バスで行ける地域も限られ、1日に数本しか走れません。利用者の「行きたい時間に、行きたい場所に行きたい」という移動ニーズに応えられておらず、減少につながっていると考えられています。
このほか、バス運転手の担い手不足なども挙げられます。それらを解決するものとして、本市では一部の地域でオンデマンドバス「のるーと塩尻」の実証をスタート。
「のるーと塩尻」を新たな交通サービスとして中心市街地循環線エリアのサービス代替を検討しています。

令和2年11月に1カ月間の無料での実証運行を行い、総乗客数は2,410人と目標値1,500人を大きく上回りました。

令和3年10月からは有料での実証運行をスタート。10月の1カ月間で1,180人に利用されており、今後の動向が注目されています。

■自動運転車両の公道での実証実験

塩尻市は、人口減少・少子高齢化が進む中、市街地だけではなく、農村地域の暮らしも維持し、「まちなかの便利な生活」と「農山村地域のゆとりのある生活」を両立する「コンパクト・プラス・ネットワーク」の都市構造を目指しています。そのためには地域内交通の利便性向上が不可欠であり、コミュニティバス運行を全面的に再構築する中でオンデマンドバス導入などに取り組んでいます。オンデマンドバスは市街地内の交通を担う一方、市域内移動の要となる市街地・農山村間の基幹路線においては、将来的な技術的進展を前提に、自動運転車両の導入を検討しています。

令和2年度には、バス型とタクシー型の自動運転車両の実証実験を行いました。
・バス型車両
自動運転技術の向上に資するデータの取得と自動運転車両に対する地域の社会受容性の向上等を目的に、塩尻市内の一般公道において高精度3次元地図を用いたバス型自動運転車両の走行実証実験を行いました。

・タクシー型車両
自動運転技術の向上に資するデータの取得等を目的として、タクシー(乗用車)型の自動運転車両を用いた走行実証実験を実施しました。11月に実施したバス型自動運転の実験とは別のルートで走行するとともに、一部の経路では日本国内でも先進性のある自動運転LV2遠隔監視型の実証実験も行いました。
令和3年度も同様にバス型とタクシー型の自動運転車両の実証実験を実施し、2025年までに自動運転の社会実装に向けて、自動走行の安全性を高めるための要件等について検証します。

塩尻を飛び出し、広域的な実証実験を行います

塩尻市と松本市の総合病院をつなぐ「広域医療連携MaaS実証事業」

現在、塩尻市内で行っているMaaS事業を松本市まで拡大した「広域医療連携MaaS実証事業」を行います。

塩尻市から松本市への通院をターゲットに、オンデマンドバス・鉄道・バスを組み合わせた移動をサポートします。

(1)オンデマンドバス「のるーと塩尻」で塩尻駅へ
(2)鉄道で村井駅・松本駅へ
(3)松本市の「アルピコ交通バス」「タウンスニーカー」で総合病院(信州大学医学部附属病院、相澤病院、まつもと医療センター)へ向かいます。

塩尻市と松本市は日常的なつながりが強く、特に医療分野では塩尻市内に総合病院がないため塩尻市から松本市への通院ニーズが高いと考えられます。

そこで、塩尻市と松本市の公共交通機関を連携し、病院までの足を確保できるか実験します。

寄付金の使い道について

皆様から頂いたご寄付は、アプリの開発費用に活用させて頂きます。

※上回った場合は本事業の他費用へ、下回った場合は事業を縮小して活用いたします。

塩尻MaaSで日本全国の中山間地域における交通課題の解決を

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塩尻市では、公共交通を次の方向性で再構築します。

①市街地と農山村地域をつなぐ持続性の高い基幹交通として自動運転バスを運行
②市街地内・農山村地域内における利便性の高いオンデマンドバス等を運行

上記2点をを目指し、双方をシームレスに接続したサービスを「塩尻MaaS」として官民連携体制で運営することを目指します。

具体的には、バス運転手の担い手不足と利便性の低下という課題を同時に解決するため、オンデマンドの運行形態が適していると認められる地域・路線について、2022年度から現行のコミュニティバスをダウンサイジングされたオンデマンドバスに順次転換することを目指すとともに、市域内移動の要となる市街地・農山村間の基幹路線において、将来的な技術的進展を前提に、自動運転車両の導入を検討します。

塩尻MaaSでは、これらの取り組みを契機に先進的な技術を有する企業の集積やそれに伴う新たな技術・サービスの創造を目指します。あわせて、全国に横展開可能な官民連携のサービスモデルを構築することで、日本全国の中山間地域における交通課題の解決に寄与することを目指します。

事業に携わる方の思い

百瀬 亮
塩尻市官民連携推進課

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塩尻市には高齢化社会の進展に伴う地域振興バス運転手の担い手不足、免許返納者の増加といった地域課題があります。
免許返納した後の人の移動手段は公共交通バスやJR,家族送迎しかなくなってしまう。1時間に数本のバスや電車を頼るしかない…公共交通機関の時間にライフスタイルを合わせざるを得ないといった問題がありました。また、共働き世帯が増加する中、現役世代への病院送迎等による負担が増えることで、ワークライフバランスへの影響が懸念されています。

そういった問題の解決にMaaSが当てはまるのではないかと考えています。
現存する交通手段に加え、違った乗り物を導入して移動の利便性を高められれば、面白いんじゃないか。それが課題解決に繋がるんじゃないか。というところがあって実証実験をこの塩尻市で様々な企業と連携して昨年から進めています。

MaaSの概念には人の移動だけではなく、モノの移動も含まれています。農山村地域での移動販売や移動診療車による遠隔診療などサービス自体が動くものまで発展するさらなる可能性を秘めています。人とモノの移動の掛け合わせなど、既存の人的資源、輸送資源を最大限に活用した取り組みも進めていきたいです。
今年度のMaaS、自動運転の実証実験を経て、地域のニーズを発掘し、サービス実装までつなげていきたいですね。

大久保 絵梨さん
三菱商事株式会社 モビリティ事業本部 モビリティ・サービス部 地域交通事業チーム

三菱商事は、時代が変化する中で構造変化が起きている自動車事業において新規事業に取り組んでおり、オンデマンドバス事業はその一つです。
オンデマンドバス事業は、弊社の企業理念「三綱領(所期奉公・処事公明・立業貿易)」のもと、地方の課題解決につなげていくことが目的です。また、この事業を通じて、近年弊社で掲げている「三価値(経済価値・社会価値・環境価値)」の同時実現にも挑戦しています。そのような中で、縁あって塩尻市とオンデマンドバス「のるーと」の実証実験を開始しました。

今年度、塩尻市では有償での実証運行が始まり、本格実装に向けて最終段階に入っています。私たち、三菱商事モビリティ・サービス部は、その中でも継続的にサポートを行っており、現在は塩尻MaaS研究会にも事務局として関わらせて頂いています。
私たちにとって「のるーと」は「導入したら終わり」ではありません。「のるーと」が本当に塩尻市の課題を解決するものになっているのか、どうすれば「のるーと」を使ってもらえるのかを継続して考えていくことが私たちの使命だと思います。「のるーと」導入後のアンケートなどで塩尻市では新たな課題やニーズが出てきました。塩尻MaaS研究会を通じて、そのような課題やニーズに対して総合商社の弊社だからこそできる課題解決案の提供をしていきたいですね。MaaSという、多様な交通モードの組み合わせで成り立ち、他セクターとの連携も見据えられる事業を、総合商社としてサポートできたらという思いで現在も積極的に関わらせていただいています。
塩尻市は、九州域外で初めて「のるーと」を導入していただいた自治体であり、且つ、初めて「のるーと」を軸としてMaaSの検討を始めた場所です。本当に住民の皆さんに活用してもらえるのか、課題解決につながるのかという点で、塩尻市との事業は私たちにとっても挑戦です。

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個人的に塩尻市はとても面白い地域だと思っています。「のるーと」の導入・実証運行の実績、塩尻MaaS推進は、塩尻市や関連事業者の熱意と、新しいことに対してのフットワークの軽さがあるからこそだと感じています。また、KADOというテレワーク推進事業を行っていることも興味深かったです。昨年の「のるーと」の実証運行時からKADOの皆さんにはコールセンター業務にて支えて貰っていて、塩尻MaaS推進にあたっても連携していく予定です。このような基盤が整っていることも、塩尻市での事業展開が非常にスピーディーに進んでいる秘訣だと感じています。私たちとしても、塩尻市をフィールドに弊社のさまざまな資源を組み合わせて課題解決に挑戦したいですね。

私たち、三菱商事は、自動運転が来る世界を見据えてモビリティ・サービス事業に取り組んでいます。今後も、地域の公共交通の利便性を上げ、より住みやすい社会構築を支援できるよう、自動運転をはじめとした新たな事業の検討にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。関わっていく地域の公共交通が、15年後20年後もその後もずっと持続していけるようサポートしていきたいです。

サービスを利用した住民の声
千葉 周一さん

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友人と飲みに行くために妻とのるーとを利用してみました。家の近くに乗り場があり、時間が自分の都合に合わせて乗れるので利便性が高いですね。運転手さんも良い人柄で世間話をしながら楽しい時間を過ごせました。ガラケーで電話予約をしてみて、アプリ予約のほうが便利といわれるけど電話予約も十分便利に感じました。

普段の移動手段はマイカーです。同じ町内の80を超えた方の運転を見ると怖く感じており、事故を起こしてからでは遅いので、その前に免許を返納すべきだと思っています。幸い子ども家族が同居しているので、のるーとも使いながら生活できればと思っています。

私は自治会の区長を務めていますが、地域住民の関心は高まっています。9~10月に実施されたのるーとの住民説明会にも、大勢の住民が参加していました。
のるーとや自動運転車両は、洗馬や片丘のような農村部のほうがニーズが高いように思います。車が必要な地域ですし、1回に200円であれば負担軽いと思います。

現在進捗情報はありません。

長野県塩尻市

塩尻市(しおじりし)は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝です。市内には信濃川水系と天竜川水系の各河川が流れ、塩尻峠と善知鳥峠、鳥居峠は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。

北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。
特産のぶどうが生み出すワインは世界にその名を知られ、平出遺跡は太古の歴史を語りかけてくれます。
奈良井宿の町並みや木曽漆器が歴史と伝統を感じさせ、おもてなしの心を今日に伝えています。

基幹産業の製造業は、市内に、最先端の技術、人材、拠点施設等が集積し、高い製造品出荷額を誇るなど、市内産業を牽引しており"ものづくり"のまちでもあります。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 社会人として初めて移り住んだのが塩尻市でした。結婚するまでの5年間でしたがいい思い出の街です。実証実験がうまくいくといいですね。応援しています。

    2021年12月31日 23:22

  • 母の出身地が塩尻市です。
    小さい頃から遊びにも行き、素敵なところと思っていましたが、今回の自動運転での交通弱者問題の解消は素晴らしい取り組みと思います。
    ぜひ、良い結果を期待しております!
    頑張って下さい♪

    2021年12月31日 19:48

  • 応援しています!

    2021年12月29日 10:46

  • 大変有意義な事業で、高齢者たちのより豊か且つ便利に移動できる暮らしをお支えください!

    2021年12月29日 2:32

  • のるーとを毎日利用させて頂いております。今後のるーとを利用したサービス拡充を応援したく寄附いたします。よろしくお願いします。

    2021年12月28日 22:41

  • のるーと、応援しています!

    2021年12月28日 14:29

  • 大学院の研究室でかかわりがあったのでMaasには興味があります。ぜひ有用な知見を。

    2021年12月27日 7:14

  • ファイト!!

    2021年12月26日 23:11

  • 交通弱者へのユニバーサルサービス実現に期待しています。

    2021年12月22日 14:21

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