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子供からご年配の方まで、街のコトを知れて好きになる北本デジタルアーカイブズ

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 372,000

11.8%

目標金額:3,150,000

達成率
11.8%
支援人数
15
終了まで
受付終了

埼玉県北本市(さいたまけん きたもとし)

寄付募集期間:2021年11月1日~2022年1月31日(92日間)

埼玉SOHO×北本市

プロジェクトオーナー

2万年以上前の旧石器時代から人々が住みなす北本市には、歴史的価値の高い縄文遺跡、有史以降の文書的資料や、神社仏閣に関わる文化財、近年では書籍などに纏められた刊行物など、歴史・文化・自然に関する広義な意味での資料が存在しています。しかし、現状では散逸・破棄されたり、保存していても経年劣化して消失してしまいます。一方、20世紀後半に始まったデジタル革命により、様々な資料が複写データとして保存できるようになりました。この事業は、上記に掲げた様々な資料をデジタルデータに変換し、インターネットによって世界に発信するとともに、後世に残すことを目的とします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

誰もが北本に興味を持つ仕組みを提供したい!

まちの課題を以下の方法で、解決します!

初めまして、今回のプロジェクトを担当する、埼玉SOHOのメンバーです。
私たちは、プロジェクトを通して以下の課題を解決したいと考えています。

課題1:多くの貴重な歴史的な資料が散逸し、経年劣化により失われようとしている。
目標1:収集整理して、デジタル化し、長期保存に耐えるものとする。

課題2:どのような資料が存在するかが判りにくく、仮に所在が確認できても、書籍の為に利用しにくい。
目標2:存在する資料が体系的に把握でき、ネット活用によりいつでもどこでもアクセス可能な環境をつくる。

課題3:貴重で膨大な情報が、どこにあるのか判らない。探せない。
目標3:デジタルならではの方法で、老若男女問わず辿り着ける仕組みを構築する。

課題4:視覚障害の方、高齢により視力の衰えた方々には閲覧等が困難になっている。
目標4:デジタル化して、ブラウザーの読み上げソフトなどを活用できるようにする。

これらを解決する事により、デジタル資産を以下の様な需要に応えられる物とする事が目標です。
1. 自分のまちのことを知りたい市民
2. ふるさと学習(調べ学習)に活用する小中学生
3. 視覚障害の方、高齢により視力の衰えた方々
4. 後世の社会学者・歴史学者・文化人類学者の方々

デジタルアーカイブズを世界へ発信する効果

当プロジェクトで街を明るく照らしたい!

北本市は、住宅都市として、近隣他市町より先行して人口増加を達成したことにより、先行して高齢化と人口減少が進んでいます。
故にデジタルアーカイブズにより、市民の愛着を強めるとともに、市外への情報発信の必要性が高まってきています。

また、私たちの活動の効果もあり、ICT民度の高いまちであるため、市民参加型のデジタル化プロジェクトが推進しやすい環境にあります。
ネット社会は、障がい者に優しい社会でもあります。特に、視覚障がい者や高齢化によって視覚が衰えた方々にとって、紙のメディアでは困難な情報獲得も、ネットの読み上げ機能の活用は助けになります。
北本デジタルアーカイブズは、この面からも価値のある事業であると考えます。

北本デジタルアーカイブズは、図書館の本棚に眠っていた資料を世界に発信し、小中学校における「調べ学習」に活用されることにより、子供たちの郷土愛を育みます。

また、デジタル化する事によって表現できる事にも積極的にチャレンジして参ります。
地図と史跡の紐付けによる情報への簡易アクセス、地形や地理の変遷を分かり易い方法で閲覧、現存する北本市についての漫画を容易に端末で閲覧できる仕組み等の試みを予定。

ただデジタル化しただけでは埋もれてしまうコンテンツにひと手間加える事で、市民だけでなくそれ以外の多くの方に楽しんでいただき、北本市に大きな興味を持って頂き、ゆくゆくは観光資源の一端となれる事も続けて参ります。

具体的な活動スケジュールと作業内容について

貴方のご支援がプロジェクトの推進力になります!

当プロジェクト費用・スケジュール

一部はすでにデジタル化されているものもありますが、多くの資料が、印刷物など文書・写真・図版等で保存されているため、スキャンをして、OCRソフトでテキストデータを抽出する作業や画像加工に要する人件費と、ネットにアップするためのシステム構築費に資金を充当させていただきます。

令和4年3月までに、第1期分の作業を終えて、ネット上に公開したいと考えています。

2021年2月から企画立案を始め、北本市の刊行物の一部(北本市史を中心とし、北本の文化財関係)をデジタル化し、すでに6月にポータルサイトを公開しました。

以下の刊行物をデジタル化公開予定です。
・「雑木林のあるまち」「きたもと子ども漫画館」「北本のむかしばなし」「北本の民具」など
以下の動画をデジタル化公開を考えています。
・「北本の郷土芸能」「北本の伝統工芸」など(関係部署と調整中!)
2021年10月現在、デジタル化、web化進行中です。

2021年11月に子どもたちを中心としたワークショップを開催します。
・ワークショップでの意見等を反映させたいと思います。

サグラダファミリアのように、北本に関するコンテンツをデジタル化・web化し、公開して、充実させていきます。

北本デジタルアーカイブズ構築費用
【内訳】
・ポータルサイト構築人件費 2,540,000円
・ポータルサイトドメイン、サーバー費用 10,000円
・設備費 200,000円
・販売促進費 200,000円
・その他備品費 50,000円
【目標金額未達成時の寄付金の取扱い】
・人件費を削る等、ボランティアで事業を進めます。
【目標金額以上のの寄付が集まった場合の寄付金の取扱い】
・すでに着手している人件費作業分に当てます。

新学期に向けて公開を目指します!

2022年3月までに第1期分完了予定

2021年2月 各種準備作業(対象物の調査、資金調達の調査検討、スケジュールの策定、関係メンバー募集検討)

2021年3月 作業項目の洗い出し、著作権の確認作業、ハードの調達

2021年4月 作業手順書の作成、メンバー作業分担表の作成、デジタル化作業開始、デザイン、構造設計作成、webシステム開発開始

2021年5月 webシステム開発継続 、デジタル化作業継続、web化作業開始

2021年6月 ポータルサイト一部公開、webシステム開発継続

2021年7月 以降、デジタル化・web化作業継続

2021年11月 中高生を中心としたワークショップ開催

学生とのディスカッションが実現しました!

11月3日(祝日)
北本向学舘様のご好意により、学生とのディスカッションが実現しました!
今回の目的は、私たちが実現しようとしている内容が生徒の皆さんにとってどの程度魅力的なのか?、対し生徒の皆さん達は北本デジタルアーカイブズの何に期待するのか?を知る事です。
進行中や予定の物を見てもらい、それに対して生徒の皆さん達の新たなアイデアや意見を。予想を遥かに超える面白く魅力的なアイデアが産まれました。
朽ちていく歴史的資料をデジタル化して永久保存、ウェブサイトで世界に発信する事も重要ですが、これからの時代を担う世代に我が街を知って貰い、興味を持ってもらう事も課題。
今回のディスカッションで得たアイデアを存分に活かし、単なるアーカイブサイトを超えた、歴史で楽しめて北本を好きになって貰えるサイトも目指します!

プロジェクトに関わる人達の声

Tomsfactory 鈴木智己

北本にもこれだけ面白い物があるという事を伝えたい

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私がこのプロジェクトで実践したい事。それは、歴史に興味がない人にも北本を楽しんでもらいたい!というこの一心です。もちろんアーカイブ化し後世に残すことも最重要課題です。が、折角残したデータも、日を見ない場所に戻って行っては意味がありません。

私自身は数々の書籍や刊行物、企業マークの企画やデザインから始まり、TVCMの制作等のプロデュース、ウェブサイトのディレクション・デザイン・プログラミングまで幅広く行っています。
その経験の中で一番印象に残っている事が、アナログフィルムをデジタル化し、デジタル処理でより素敵な写真へ昇華させたり、さらに進んでウェブ上で平面だった写真を立体化し、新たな楽しみを提供する仕事でした。

今回このプロジェクトでは、その様な事が存分に発案したり実現もできて、且つそれを楽しんでいただける皆さんの姿も見られるという、とても『ありがたい』立場に立てる事にワクワクしております。

また、このプロジェクトをベースとして地域活性化の場にも発展させたいと考えています。このサイトをどの様にして行くべきか?市民(主に学生)とディスカッションし、我々よりも面白いアイデアがあれば取り入れて行く。皆んなで作るプロジェクトへとなり、世界へ胸を張って発信して行き、地域活性化のモデルケースとなれれば嬉しいですね。

埼玉SOHO 小笠原孝子

北本の歴史を知って、北本を好きになって欲しい!

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30年近く、この北本に住み続けて、住みやすさや自然が多いことで愛着は感じていました。
しかし、北本の歴史というと?というイメージでした。実際このプロジェクトに関わり、北本市史を始め、文化財関係の資料等をデジタル化し、ネットで見られるようにするという事業がいかに大事なことか分かりました。
北本市史は全7巻で分厚く、図書館の隅で埃をかぶっているのが現状です。文化財の資料にしても同様で、これらをデジタル化し、ネットで見られることにより、より多くの方の目に触れる意義は大きいと思います。
また、北本資料室に眠っている資料(古文書、古地図など、土器や遺跡関連のもの)もデジタル化しネット公開したいと考えています。歴史資料は、保管されて、誰の目に触れないのでは、何の意味もなさないのではないでしょうか。そんな歴史資料にスポットライトを当てて、皆さんに公開することを使命と考えています。
そして、これらの対象物をそのままネット公開するのでは他のデジタルアーカイブと変わりません。
当時と現在のとの対比などで視覚的に楽しめるサイトにしたいとも考えています。
高齢の方や視覚障がい者の方でも読めたり、音で聞くことができる音声配信も想定しています。
北本の事を深く知って、愛着の持てる町にしたいと思います。

北本市役所市長公室 林 博司

子供達がまちの歴史や文化に触れるきっかけに

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北本市役所では、北本に住む若い世代の方々にまちの魅力を伝え、愛着を持って、住み続けていただくシティプロモーションの取り組みを行っています。
その中で、北本に住む子供たちがまちの歴史や文化に触れる機会をもっと増やしていくことで、子供のうちからまちの魅力や個性に触れ、大人になっても、まちの記憶が残っていく取り組みを行いたいと考えていました。
教育現場もタブレットの導入などICT化が進む中で、今回ご提案いただいたように、まちの歴史文化の資料がデジタル化され、子供たちが歴史文化に楽しく触れていただく機会が増えることは、シティプロモーションとしても大きな意味がある取り組みだと思っています。
ぜひ皆様の応援をいただきながら、多くの情報がデジタルを通して触れられるようになることを願っております。

寄附者の皆様へ

埼玉SOHOからのメッセージ

事業スキームとしては単年度ごとの企画・計画として進行しますが、現時点でも「北本デジタルアーカイブズ」構築事業は2030年までの継続事業としないと、形にならないと考えています。そのため、埼玉SOHO内にプロジェクトチームを常設し、事業の企画計画及び実施をしていくことを考えています。

「歴史から学び、未来を創る。」

どんなに小さなまちにも、珠玉の文化と歴史があります。
生まれ育った人も、移り住んで終の棲家となった人も、自分たちのまちを誇りに思いたいものです。
北本市をテストケースとして、このプロジェクトを全国に広げたいと思います。
応援をよろしくお願いいたします。

  • 2021年11月11日 12:34

    学生とのディスカッションが実現!

    11月3日(祝日)
    北本向学舘様のご好意により、学生とのディスカッションが実現しました!今回の目的は、私たちが実現しようとしている内容が生徒の皆さんにとってどの程度魅力的なのか?、対し生徒の皆さん達は北本デジタルアーカイブズの何に期待するのか?を知る事です。
    進行中や予定の物を見てもらい、それに対して生徒の皆さん達の新たなアイデアや意見を。予想を遥かに超える面白く魅力的なアイデアが産まれました。
    朽ちていく歴史的資料をデジタル化して永久保存、ウェブサイトで世界に発信する事も重要ですが、これからの時代を担う世代に我が街を知って貰い、興味を持ってもらう事も課題。今回のディスカッションで得たアイデアを存分に活かし、単なるアーカイブサイトを超えた、歴史で楽しめ北本を好きになって貰えるサイトも目指します!

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埼玉県北本市

北本市は、関東平野の大宮台地上に位置し、地震や水害にも強く、縄文中期から、多くの人々が継続的に自然と融和した生活を営んでいました。
近年では、中山道(国道17号線)や東海道線に次ぐ歴史を持つ高崎線沿線であることから、ベッドタウンとして発展してきました。
また、埼玉県立「自然観察公園」とその周辺は、関東平野最大級のビオトープと言われ、都心(日本橋)から40キロ圏にも拘わらず、都市と自然の共存したまちになっています。
さらに、リクルート(※)の調査によると、首都圏184市区の中で、自然災害に強い「安全なまち」トップ3に選ばれています。
※「首都圏の災害に強い街(都市)ランキングTOP100と災害ハザードマップ」のデータソース「SUUMO新築マンション首都圏版」より引用