世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 288,000

28.8%

目標金額:1,000,000

達成率
28.8%
支援人数
9
終了まで
受付終了

東京都世田谷区(とうきょうと せたがやく)

寄付募集期間:2021年12月1日~2022年2月28日(90日間)

東京都世田谷区

プロジェクトオーナー

何をしても泣きやまない赤ちゃん、泣き声が迷惑をかけているのではないか・・・
そんな悩みを多くのママやパパたちが抱えています。
「子どもを生み育てやすいまち」の実現を目指す世田谷区は、赤ちゃんの泣き声でママやパパたちが思い悩む場面を少しでも減らすため、「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を実施しています!
電車内や飲食店等で赤ちゃんが泣いているときに、直接声をかけたり、手助けしたりしにくい場合でも、「その泣き声、わたしは気にしませんよ」と赤ちゃんの泣き声を温かく見守るメッセージを周りの方が発信することで、みんなで子育てを応援する地域を目指します。

赤ちゃんの泣き声に思い悩むママ・パパたち

母子保健事業や産後ケア事業で、区に寄せられる保護者からのご相談では、泣き声への対応に関する悩みが多くあります。

赤ちゃんの泣き声は、どのような保護者でも対応に悩むことがあり、特に外出先など多くの人がいる場所での赤ちゃんの泣き声は、「周囲に迷惑をかけているのではないか」と、保護者のプレッシャーになることもあります。

平成29年に区内で発生した赤ちゃんの虐待死亡事件に関する検証会議では、「泣き声が周囲に迷惑をかけているのではないか」と保護者が悩んでいたことが虐待の一因として指摘されました。

このように「赤ちゃんの泣き声」に関する保護者の深刻な状況があることも重く受けとめ、世田谷区では、保護者が赤ちゃんの泣き声で必要以上に周囲に気を遣ったり、悩んだりすることがないよう、地域で子育てを応援する気運を高めるため、このプロジェクトを実施しています。

声に出せなくても「泣いてもいいよ!」と伝えたい

電車や飲食店で、泣いている赤ちゃんと、何をしても泣きやまず困惑しているママやパパたち。その姿をみかけて、声をかけたり、手助けしたいけど、なかなかどうしたらいいかわからない。皆さんにも、そんな経験があるのではないでしょうか。

そこで、「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」では、「泣いてもいいよ!」ステッカーやキーホルダーを区内で配布し、地域の方に身に着けていただくことで、ママやパパたちに「その泣き声、わたしは気にしませんよ」というメッセージを伝えます。

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※WEラブ赤ちゃんプロジェクトは、エッセイストの紫原明子さんの呼びかけにより、ママのための情報メディア「ウーマンエキサイト」から2016年に発足。「泣いてもいいよ!」ステッカーの配布をはじめ、赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たちの気持ちを可視化する、様々な活動を行っています。
世田谷区では、「ウーマンエキサイト」を運営しているエキサイト株式会社との連携によって、「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を実施しています。

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区の取組み

区の施設や、区内で「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」に賛同してくださっている企業・店舗等にて、チラシの配布やポスター掲示を実施しています。

【経堂ボウル】

幅広い年齢層の方が利用する世田谷区内のボウリング場でも、ポスターを掲示いただいています。

店舗でのポスター掲示の様子

【SDGsトレイン2021】

東急株式会社が実施している、SDGsの達成に向けた多様なメッセージを発信する特別企画列車「SDGsトレイン2021」にて、東急電鉄東横線・田園都市線・世田谷線の3路線で「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のポスターを掲示し、より多くの方の目にとまるような取り組みも行っています。
(2021年9月から約3か月間の期間限定で掲示しています。)

電車内でのポスター掲示の様子

皆さまからのアイデア募集

「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の特設ページでは、皆さまからのご意見やアイデアを募集しています。実際に、ご寄附をアイデア実現に役立てている事例もあります。これまでに寄せられたコメントをご紹介します。
・電車を利用中、他の方がスマートフォンに貼っているのを見て、知りました。配布場所を増やしていただけるとありがたいです。図書館や駅でも配布されたらいいなとおもいます!(30代女性、区在住)
・お店にステッカーを貼りたいので、15センチ×15センチくらいの大きなサイズをお願い致します。(40代男性、区在住)
・交通機関で掲示して欲しい!(30代女性、区外在住)
・大きい目立つステッカーがあると嬉しい!車の赤ちゃん乗ってますステッカーくらいの大きさだとお店のドア、レジ横、に貼っても目立つかもしれないです。(20代女性、区在住)
・ステッカーだと貼るところが限られるし、あまり目立たない。キーホルダーみたいなのもあると目立つといいと思います!(20代女性、区在住)

みんなで子育てを温かく見守りあえる地域をつくりたい

 子育て世代の保護者からは、「街中で子どもが大声で泣いてしまい、あやしても泣きやまず、途方に暮れた経験がある」「赤ちゃんを連れて入れる店かどうかわからず、迷惑をかけないかと心配」という声が聞こえてきます。

 世田谷区からこのプロジェクトを広めていき、赤ちゃんの泣き声でママやパパたちが思い悩む場面や、「泣きやませなければ」というプレッシャーを少しでも軽くし、全国どこでもみんなで子育てを温かく見守りあえる地域の実現につながればと思っています。

 赤ちゃんが泣いてしまうのは自然なこと。誰もが赤ちゃんだったことがあり、泣いて育ってきました。今の赤ちゃんが大人になる頃には、「泣いてもいいよ!」と自然に声をかけあえる温かい社会を作っていきましょう。

 ステッカーやキーホルダーを活用してメッセージを伝えてくださる方、ポスター掲示やステッカー配布で協力してくださる企業や団体の方、アイデアを投稿してくださる方、そして寄附してくださる方。色々な方の様々な応援によって、本プロジェクトはより広まっていきます。本プロジェクトへの応援をよろしくお願いします。

寄附金の使い途

啓発物品(ステッカー、キーホルダー、ポスター等)の制作費用や、アイデア募集したPR方法の実現費用に充てさせていただきます。
※目標金額に達しなかった場合でも、寄附金は全て本プロジェクトに活用させていただきます。

お礼の品をご紹介

寄附をいただいた皆さまに、お住まいの地域や金額を問わず、本プロジェクトで作成しているグッズ(ステッカーや缶バッチ、キーホルダー)をお送りします。

プロジェクトのグッズたち

子どもは地域の宝です

世田谷区長 保坂 展人

世田谷区では、区・医療機関・地域の方が連携して妊娠期から就学までを切れ目なく支える「世田谷版ネウボラ」に取り組んでいます。その一環として、子どもを生み育てやすいまちの実現のため、また、持続可能な社会を目指すために、生まれてきた赤ちゃんを地域全体で宝として温かく包摂する「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を進めています。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、思うように外出できず、家の中で親子が一緒にいる時間が増えることで、子どもの泣き声にイライラしたり、子育ての悩みを相談できず不安を抱える保護者もいらっしゃると思います。
周囲の人たちがメッセージを見て、「泣いても大丈夫だよ」とメッセージを伝え、気軽に声をかけるだけでも子育ては変わります。

本プロジェクトでは、これまで多くの方にステッカーやキーホルダーを活用していただき、またいくつもの企業・団体からもご協力をいただいております。これからも子どもを生み育てやすいまちを実現していくため、皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

世田谷区外にお住まいの方は、お礼の品をお選びいただけます

3万円以上の寄附をしていただいた方で、区外にお住まいの方には、区にゆかりのある品をご用意しています。

区内の障害者施設で働く方々が心をこめて作った品物や、世田谷にゆかりのあるお店自慢の逸品「世田谷みやげ」など、全44品目からお好きなものをお選びください。

※ふるさと納税制度の改正により、区内にお住まいの方にはお礼の品をお贈りできなくなりました。

現在進捗情報はありません。

東京都世田谷区

世田谷区では、支えあいの輪が広がる地域社会をめざして、寄附文化醸成に向けた取組みを進めています。
皆さんの温かい気持ちで地域の笑顔が増え、またそこから新たな善意が生まれていく。そのような社会をめざしています。

ふるさと納税制度は、「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されました。(総務省「ふるさと納税ポータルサイト」より)。
頂いた寄附によって、子育てを支える、みどりを守る、高齢者の生活を助ける等、寄附先の自治体のさまざまな取組みが支えられています。皆さまの寄附は、そのまちをつくることに繋がるのです。
寄附のお礼として地場産品をお贈りすることは、世田谷区を知っていただくきっかけになるかもしれません。
しかし、世田谷区では、品物ではなく、「取組み」そのものが皆さまからの寄附への第一義のお礼になるのではないかと考えています。
皆さまに、世田谷区のこの取組みに寄附をしたいと思って頂けた、そのお気持ちが、世田谷を豊かにすることに繋がり、地域に幸せの輪を広げることができます。

世田谷区では、福祉・子ども・みどりなど9つの基金を中心に寄附先を選んでいただいています。皆さまに、興味のある取組みを選んでいただく。その善意が積み重なって、取組みが進み、世田谷のまち全体が豊かになっていく。これが私たちの考える、寄附者のみなさまへの「お礼」です。

皆さんの善意で地域に幸せの輪を広げることができるよう、ご支援をお願いします。