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「1日1食に慣れた」食事に困る学生たちに食料品を届けたい! 生活困窮状況にある学生の修学継続とコミュニティ形成を食支援を通じて応援!~

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 4,889,000

244.4%

目標金額:2,000,000

達成率
244.4%
支援人数
104
終了まで
受付終了

兵庫県神戸市(ひょうごけん こうべし)

寄付募集期間:2021年12月1日~2022年3月1日(90日間)

神戸市 × BE KOBE ミライ PROJECT

プロジェクトオーナー

新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、アルバイト収入が減少し保護者の経済状況の悪化により十分な仕送りが得られず厳しい生活を強いられる学生も見受けられ、生活状況の悪化も懸念されています。
学生の修学継続を支えるために、食料品の詰め合わせを無料配布する「BE KOBE神戸の学生フードエイドプロジェクト」を市内の関係団体や企業等の産学官連携による協力・支援によって実施しています。
未来を担う学生を支援する本プロジェクトの応援をお願いいたします!

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

BE KOBE 神戸の学生フードエイドプロジェクトとは

神戸市には23の大学・短期大学があり、約7万人の学生が集っています。
その中には、長期にわたるコロナ禍で、アルバイト収入がなくなったり、保護者の収入減で十分な仕送りがなくなったりしている学生もおり、日々の生活が苦しく食事にも困っている学生が増えています。
このような状況を踏まえて、学生が継続して大学等に通えるように、食料品の詰め合わせを無償で配る「BE KOBE神戸の学生フードエイドプロジェクト」を、市内の関係団体や企業などの産学官連携による協力や支援によって行っています。
この事業を通して、人や社会とつながる機会を求める学生に、学生同士で互いに励ましのメッセージを共有する機会を創り出すなど、互いに支え合う仕組みづくりを行い、学生たちの新しいコミュニティの形成も目指していきます。

気軽に話せる場で、おなかも心も満たしてほしい

生活費を仕送りとアルバイトでまかなえず、食費を削っている学生がたくさんいます。しかし彼ら彼女らの悩みはそれだけでありません。
ある学生はキャンパスにも行けず、学生らしい日常を失ったこの期間を「空白の1年半」だと言います。特に、2020年、2021年に大学に入学した学生たちは、この「空白の1年半」だけが学生生活でした。
リモート講義が日常化しキャンパスに通うことが少なくなったことに加え、部活動・サークルやゼミなど学生同士の交流の機会を制限されたことで、同級生たちとコミュニケーションをとることができず、彼ら・彼女らの多くは将来のキャリアに大きな悩みをもっています。

【令和3年1~2月のアルバイト状況】
将来のキャリアに関する悩み

【注意事項】

※アンケートは、国立教育政策研究所及び大学等の協力を得て文科省が作成したWEBサイトより
(有効回答者数1,744名)



「BE KOBE神戸の学生フードエイドプロジェクト」では、神戸市内で食料品の配布をするとともに、この活動を通じて学生同士が気軽に話せる場をつくり、おなかも心も満たしてもらう機会をつくりたいと考え、実行しています。

「親に申し訳ない」「バイトのシフトが削られた」

第1回目の「BE KOBE神戸の学生フードエイドプロジェクト」は、2021年10月24日(日)、兵庫トヨタ三宮店のご協力を得て、その店頭で実施しました。第2回目は2021年11月14日(日)、灘区の水道筋商店街のご協力で実施しました。
神戸市内の大学生らそれぞれ約200人に、米やレトルトカレー、飲料、お菓子など1週間分の食料品を配布しました。コロナ禍の長期化によりアルバイト先の休業などで収入が減ったり、大学の授業がリモートになって友人たちとつながれなくなったりして、不安を感じている学生の支援を目的に企画しています。
「一人暮らしでアルバイトのシフトが削られお金がない」という学生、「親の仕送りに頼るのも申し訳ない」という学生が喜んでくれました。事前に予約し抽選で選ばれた学生それぞれ200人に食料品をすべて持ち帰っていただきました。

店は出会いの場、社会とつながる意義を感じる

第1回目に協力いただいた兵庫トヨタ自動車三宮店の大和店長は、「私たちの店はクルマを売るだけの場所ではなく、ランドマークのような場所。人と人の出会いの場、そして社会とつながる場だと思っています。学生さんたちがこういうきっかけでつながっていく姿を見るだけで、この場所でプロジェクトをやっていただく意義を感じています」と嬉しそうに語ってくれました。
コロナ禍は10月以降いったん収束に向かっているかのように見えますが、次の第6波があると発言されている専門家の方々がほとんどで、いつまた暮らしに厳さが増すかわかりません。年の瀬を迎えて不安な学生たちに少しでも食事の機会をと、12月まで市内6か所で食料品の配布をしていきます。

活動を支えるのも学生、楽しみながら人を助ける

「BE KOBE神戸の学生フードエイドプロジェクト」の活動の主体は、学生たちです。学生たちはまるでサークル活動をやっているような気楽さでこの活動や他のプロジェクトを支え、その結果さまざまな人の助けになっていることに、新しい気づきや喜びを感じています。
スタッフの一人、自宅から通う大学生は、飲食店経営の両親と新型コロナの話題に触れることもはばかられるほど家業が厳しくなり、自宅にいる時間が苦しくてたまらなかったといいます。自分が活躍できる場を求めて、このプロジェクトに参加しました。
またある学生スタッフは、アルバイト先からさまざまな活動を禁じられました。ゼミやサークル、4人以上で会う場に行くのであれば、感染の危険があるからアルバイトを辞めて欲しいと言われたそうです。プロジェクトへの参加もこの10月から、ようやくアルバイト先から許可が出て仲間と再会しました。

つながりを大切に、新たなコミュニティ

大学も学部も学年も違う人たちが集まり、今まで出会わなかった学生同士で新しいコミュニティを創り出しているこのプロジェクト。仲間で連絡を取り合い、次はこんなことができるのではと工夫して、今回のプロジェクトで食料品を取りに来た学生たちともつながっています。
1週間誰とも会えず孤独を感じていた学生が、このプロジェクトで食料品を受け取りに来て、笑顔を見せました。プロジェクトを支える学生たちと、食料品を受け取る側の学生の間で、同じ大学など共通の話題が花咲く場面もあります。
支援の食料品を受け取りに来た学生の中には、このプロジェクトの運営側に加わるにはどうすれば良いのかなどの質問もあり、大学でのコミュニティ以外で新たな交流ができる場を学生たちが求めていることもわかりました。

この活動と学生たちにご支援を!

地元神戸の学生たちを応援したい方々、愛着のある神戸の学生たちを応援したいという想いをもたれている方々など、多くの方々にこの活動にご賛同いただくことで、学生たちの目の前の暮らしを支えるだけでなく、個々の学生の将来を支える一助になるのではないか。さらには神戸の街の活性化にも、いずれつながっていくのではないかという想いで、この活動に取り組んでいます。

寄附者のみなさまへ

集まった寄附金は2021年10~12月に6回食品配布(1回@200セット)するための、食品購入費および運営にかかる費用に活用させていただきます。
※目標金額を下回った場合でも活用させていただきます。

「BE KOBE 神戸の 学生フードエイドプロジェクト」配布会場一覧実施内容

(1)実施期間・配布場所(予定) 
令和3年10月~12月 全6回 市内各所
※詳細については下部の「配布会場一覧」をご参照願います。

(2)支援物資等(予定)
各回200パック(1パック/名)配布
米、レトルト食品、飲料、お菓子など約1週間分の食料品(約2,000円分)

(3)対象学生
・神戸市内の大学(大学院含む)・短期大学・専修学校(以下「大学等」という。)に在籍の学生
・市内の高等専門学校に在籍する4年生以上の学生
・市内に居住する大学等(市外の大学等含む。)に在籍する学生

「BE KOBE神戸の学生フードエイドプロジェクト」配布会場一覧はこちら

  • 2022年04月01日 18:21

    皆さま方のご支援により、計38大学796人の学生に食料品を提供することができました!

    皆さま方のご支援により、たくさんの学生に食料品を届けることができました。
    食を通じた応援が、学生同士の支え合うきっかけに、また若い世代の学びを支えていきます。

    ●フードエイドプロジェクトを利用し「学校生活の不安が解消した」という声も
    本プロジェクトに参加したことで「他大学の学生との繋がりができて、”食”の面だけではなく、精神面においても満たされた」「金銭的にも精神的にも苦しい中で人の温もりを感じ、改めて頑張りたいと思った」という声が多くありました。

    ●フードエイドプロジェクトで改めて分かったこと
    フードエイドプロジェクトに申込をした学生にアンケートを取ったところ、8割以上の学生がコロナ禍の影響でアルバイトに影響があったと回答しており、コロナ禍の影響で大学を退学することを考えたという回答も1割以上ありました。
    回答の中には「食費を節約するために1日の食事を1回に抑えている」「コロナ禍で将来のことが考えられなくなった」
    などつらい心境を吐露するものがあり、コロナ禍による生活困窮の深刻さが伺えました。
    今後も、人や社会とつながる機会を学生に提供していくことで、学生の修学継続を支える取り組みを検討していきます。

    このたびは皆さん方の多大なるご支援、本当にありがとうございました!

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兵庫県神戸市

山に囲まれた自然豊かな街並み、世界的に有名な神戸ビーフの生産地、太閤秀吉がこよなく愛した日本最古の温泉の一つである有馬温泉、異国情緒あふれる“みなとまち神戸”には、様々な顔があります。「BE KOBE」は 「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライドメッセージ。人と人との支え合いの風土が育まれ、2019年に世界生活環境・都市ランキングにおいて、国内都市で第一位に選ばれました。