心を込めて育てたお花をドライフラワーとして商品化し、ロスフラワーを減らしたい！

真心を込めて育てたお花を多くの方に楽しんでもらいたい！

これまでは生花のみの生産でしたが、コロナ禍でイベントなども中止となり、お花の需要が減って、市場でも値が付かなくなりました。そのため輸送コストもかかり、その結果大切に育てた多くの花が破棄せざる負えない状況となっています。

実験的に１０年前から自然乾燥でドライフラワーに挑戦してきましたが、乾燥するまでに約１ヶ月と、かなりの時間や手間がかかり、いい色にもならず、天候によってカビも生えたりでなかなかうまくいかないことが続いてきました。

そこで、ドライフラワー専用の乾燥機を導入することで、時間や手間を大幅に短縮することができるため、綺麗な状態で、より多くのお客様に楽しんでもらうことができると思います。

また、今までお花の手入れを面倒に感じられていた方にも、ドライフラワーにすることで、水やりの必要もないため、１本からでもお部屋やお店のインテリアなど気軽に活用していただけるため、幅広い層に興味を持ってもらえればと思います。

種・苗から育てた自家栽培の草花をドライフラワーへ！

福岡県古賀市内で夫と２人で生花の栽培を行っているため、現在の作業場に専用の乾燥機を導入し、種及び苗から育てた自家栽培の花を短時間で乾燥させ、市場に卸したり、ミニブーケ等にして直売所等で販売を考えています。

はじめは、現在生花として生産している、パンパスグラス・かすみそう・ユーカリ・スターチスなどから取組み、その後は現在ドライフラワー用として育苗しているヘリクリサム・クラスペディア・ホワイトレースフラワーなど種類を増やしていく予定です。

また、次年度以降はドライフラワーをふるさと納税の返礼品として登録を目指し、また、乾燥機の空いたスペースを利用し、お花だけではなく地元の野菜や果物を購入し、ドライ野菜・フルーツにも挑戦しようと考えています。

女性農業者として、チャレンジするのはなかなか難しいことではありますが、今回のプロジェクトを通して、古賀市の女性農業者の方がチャレンジすることを諦めず、新しい１歩を踏み出していければと思います！

皆様のご支援のほど、よろしくお願いいたします。

寄附金の使い道

事業の実施スケジュール

プロジェクト関係者の思い

福岡県古賀市長　田辺　一城

女性農業者の力で古賀市の農業振興！

今回のプロジェクトに挑戦する安武さんは古賀市内でご夫婦でお花の栽培を行っており、直売所などでも人気のお花を作られています。現在栽培しているお花を使用したドライフラワーの生産ということで古賀市の女性農業者としての新たな６次産業化としても期待しております。

古賀市では、都市近郊型の果樹や野菜などの園芸農業が盛んですが、農業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など様々な課題があります。

その一方で、新たな発想やアイデアを活かして新しい農業経営をされている女性農業者も年々増加しており、担い手育成の観点から市行政として積極的に支援を行っています。

古賀市は安武さんのように農業の未来を拓いていく新たな挑戦を応援します！

古賀市女性農業者協議会　会長　青柳幸代さん

農家になって２０年ほど経ちますが、今まで女性農業者に夢があっても、先輩である家族の苦労や努力の手前、自分の声は心の中にしまい込み、表に出すことはなかなか難しかったと思います。

しかし現在では、今回のふるさと納税の活用など様々な面でのサポートが増え、諦めずに自分の夢へ進むことができるまでになりました。

安武さんとは５年ほど一緒に活動しておりますが、お花に対しての情熱と努力は並々ならぬ限りです。子供のように育てた花々にまた違った未来を託したいという強い思い！
このチャンスを生かし進む未来に期待します。

皆様のたくさんのあたたかい心で、夢を叶えることができるすばらしい世の中に感謝します。