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洋上で頑張る『イカ釣り船団』を応援したい!

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 190,000

9.5%

目標金額:2,000,000

達成率
9.5%
支援人数
17
終了まで
受付終了

山形県酒田市(やまがたけん さかたし)

寄付募集期間:2021年12月7日~2022年3月6日(90日間)

タグ:

山形県酒田市

プロジェクトオーナー

例年6月に開催してきました『酒田港いか釣り船団出航式』は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、昨年に続き残念ながら2021年も中止となりました。
2019年の日本海スルメイカ漁の歴史的大凶漁は、山形船団に大きな打撃を与えました。未だその影響が強く残っている中、漁場である大和堆には違法操業を行う外国船が多数押し寄せ、日本の資源を奪っているだけでなくトラブルにも発展しかねない緊迫した中での操業を余儀なくされています。
私たちは、こうした厳しい状況の中でもスルメイカ漁に向かう山形船団を応援するため、洋上での食事や帰港時の生活環境などへの支援を行い、「いかのまち酒田」を旗印に地域水産業の活性化を図っていきたいと考えています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

洋上で頑張る「いか釣り船団」を応援したい!

不漁だけじゃなく数々の困難が漁業者を苦しめる!

今年こそ!

近年、全国的にスルメイカの水揚量が大きく減少しています。
外国船による違法操業が原因で資源が減少しているとも言われていますが明らかにはなっていません。
2019年は歴史的大凶漁に見舞われ、廃業に追い込まれた船も多く、酒田市でもこの2年間で2隻の中型いか釣り船が廃業に追い込まれています。
沖合の漁場(我が国の排他的経済水域内)では外国船による違法操業が多発しており、水産庁では海上保安庁と連携を図りながら漁業取締船を配備して放水等により退去させていますが、いつ、また操業が妨げられるかわからない状況にあります。
また、某国により発射されるミサイルが着弾する海域でもあるため、漁業者の安全が脅かされ、その家族にも不安が広がっています。
さらに追い打ちをかけるように、今年(2021年)は燃油が高騰しており、いか釣り漁業はこれまで以上に厳しい状況となっています。
スルメイカは酒田港の水揚のおよそ8割を占め、本市にとって最も重要な水産物です。酒田港にスルメイカを水揚げするために数々の困難に立ち向かい、命をかけて洋上で頑張っている山形船団を市民を挙げて応援しています。

昨年に続きコロナ禍で「出航式」は中止に!

少人数で乗組員を激励!

例年のように盛大には出来ないが、家族や関係者が見送る

毎年6月上旬に開催する「いか釣り船団出航式」には、山形漁撈長会所属の中型いか釣り船が全国各地から集まり、大漁と操業の安全を祈願します。5色のテープを握る家族や多くの市民に見送られる中、次々と大海原に出航していきます。
このように、例年賑やかに開催している「いか釣り船団出航式」ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により2年連続開催が見送られました。
本来であれば、大漁と安全操業を願い、市を挙げて盛大に出航式を開催し、漁撈長と乗組員をお見送りしたいところでしたが、中止の判断をせざるを得ませんでした。
出航式は中止となりましたが、2021年6月6日、本間山形県漁協協同組合代表理事組合長と丸山酒田市長、関係者が駆け付け、先行して今期の漁に出航する第86若潮丸の本間健漁撈長と第85興福丸の齋藤茂漁撈長を激励しました。
その後、家族や関係者から「頑張って来いよ~」などの声援を受け、和太鼓演奏も添えられ、威勢よく漁場に向けて出航しました。
今年は新型コロナウイルス感染症のワクチン接種スケジュールにより一斉出航はできませんでしたが、6月中旬までには全船出航することができました。
スルメイカの漁は、酒田港から西へ約600㎞にある大和堆(やまとたい)から北海道西沖の日本海を漁場とし、北上するスルメイカを追いながら1か月から2か月もの期間にわたり沖合で操業し、翌年2月頃まで続きます。

■ぜひ酒田港へ!

関係者一丸となって、酒田港入港を歓迎します!

入港後の荷揚げ作業

出航したいか釣り船は、一度の航海で40日から2か月程度操業して港に水揚げします。
次の出航までの少しの間、心と体を休めてもらうため、本市では、レンタカーの利用や屋外風呂シャワー施設の設置など、乗組員の生活環境支援を行います。
また、船凍いかを収納する段ボール箱購入の支援を行う他、船上での食事で英気を養ってもらうために酒田産米つや姫を支給します。

【事業実施のスケジュール】
・2021年8月以降、続々と入港しています(最盛期は12月)
 生活環境支援、ダンボール箱購入補助や酒田産米の支援を随時実施します。

命がけで取り組んでいるいか釣り船団を応援します

【寄附の使い道】
・屋外風呂設備の設置とレンタカー借上
・荷揚げ時の作業軽減を図るための設備改修
・船凍いかを収納する段ボール箱購入補助
・船上での食事用に酒田産米を贈呈

命がけで取り組んでいるいか釣り船団を応援します

『いかのまち酒田』を目指して!

スルメイカは酒田にとって重要な資源

酒田港は、県内外の多くのいか釣り船が入港・水揚する全国でも有数のスルメイカの産地です。
中でも山形船団が水揚する冷凍スルメイカは、釣り上げて直ぐに急速冷凍しているため非常に鮮度が良く、しかも使いやすいように1尾ずつ凍結しているのが特徴で、「船凍いか」と呼ばれています。
酒田市では、「酒田船凍いか」として商標登録を行っており、特産のスルメイカを皆さんから愛されるブランドとして育てていきたいと考えています。
また、酒田市にある水産物加工会社では、「酒田船凍いか」を使った刺身や塩辛を製造しており、市民はもとより全国から大変好評いただいております。
スルメイカの消費拡大により、いかのまち酒田を全国に発信したいと考えています。

事業に携わる方の思い

酒田市長  丸山 至

■いか釣り漁業がこの地域の水産業を引っ張る!

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ここ庄内浜は、四季を通して130種類もの魚介類が水揚げされる豊かな海です。春はサクラマス、ヒラメ、夏はスルメイカ、秋は庄内おばこサワラやマダイ、ブリ、冬はマダラ、トラフグ、ズワイガニなどが水揚げされますが、近年、漁業者の減少により水産業の衰退が大きな課題となっています。
酒田市では、酒田港の重要品目であるスルメイカに着目し、いか釣り漁業の活性化を図ることで「いかのまち酒田」をアピールし、地域水産業全体の活性化につなげていきたいと考えています。しかし、スルメイカ資源の減少により、昨年は歴史的な不漁となり、また、好漁場「大和堆」における外国船違法操業問題など、いか釣り漁業者にとって非常に厳しい状況が続いています。
船団の皆さんには、安全に留意しながら頑張っていただきたいと思っているところです。

山形県船友漁撈長会 佐藤 長悦郎 船団長

■昨年より若干上向いてきているが、これからが勝負!

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「一昨年は50年以上の漁師生活の中でも経験がないほどの不漁だったが、昨年、今年と少し上向いてきいる」。9隻の山形船団を取りまとめる佐藤船団長は、これまで5回水揚げをしており、若干の手ごたえを感じているものの、これからが本当の勝負と気を引き締めます。
今後は好漁場と言われる大和堆での操業が中心となりますが、昨年、一昨年と外国船が多数押し寄せた場所。不安は消えませんが、今年は水産庁の漁業取締船が新たに配備され、警戒態勢も増強されたことを頼りにしています。
数々の不安にさらされながら、佐藤船団長は、「自分たちの力で何とか漁獲量が前年を上回ることを目標に、船団で力を合わせて頑張るしかない」と決意を新たに再び漁場へ向かいます。

山形県漁業協同組合 西村 盛 専務理事

■陸にいる我々も、全力で応援!

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日本の排他的経済水域内での外国船による違法操業問題については、これまでも関係機関と連携して、国に対して取締り等について要請を行ってきました。水産庁や海上保安庁からは年々対応を強化してもらってきており、とてもありがたく感じていますが、漁場環境は年々厳しさを増しています。
漁業者が安全に操業できるよう、関係者と連携して引き続き要請活動を行っていきます。漁場でたたかっている船頭や乗組員たちのためにも、陸にいる我々も全力で応援します。

プロジェクトを応援する声

酒田市民 阿部さん

■イカを食べることで皆さんを応援します!

11隻から9隻に減ってしまいましたが「山形船団」を応援しています。
船頭さん、いわゆる漁撈長と言われる方は、ほとんどが酒田市・飛島出身で、乗組員の多くも酒田の方々ですので応援せずにはいられない気持ちで、出航式には毎年参加してきました。
山形船団は全国トップの水揚げを誇ると聞きました。船団のチームワークも良く、水揚げ日本一を何度も記録している船もあるとのことで、酒田市民として、とても誇りに感じています。
出航式に参加するようになってからイカを食べる機会が増えました。新鮮なイカをスーパーで見かけると思わず買ってしまいますし、船凍イカは、我が家の冷凍庫に常に数尾入っていて、半年以上経過しても殆ど品質が低下しないので、いつでも好きな時に刺身や天ぷらにして食べています。
新鮮でおいしいイカを食べることができるのも、船団の皆さんが命がけで獲ってきてくれるからと感謝していますし、イカを食べることで応援につながっていると感じています。
近年は不漁に見舞われ、廃船に追い込まれた船もあったと聞いていますが、今年こそ大漁するよう応援しています。そして、来年こそはコロナも落ち着いて、出航式が開催できるようになればと期待しています。
様々なご苦労があって本当に大変な仕事だと思いますが、無事に帰ってこられますよう心よりお祈りしています。

現在進捗情報はありません。

山形県酒田市

酒田市は、山形県の北西部に位置し、日本3大急流の最上川と日本海が出会う港町です。 北に鳥海山を望み、海沿いには庄内砂丘、その背後には雄大な庄内平野が広がります。肥沃な大地と澄んだ水で育った庄内米は、全国的に高い評価をいただいております。また、イチゴやメロン、梨、柿など果物の栽培も盛んです。 江戸時代、北前船交易により上方文化が伝わり活気あふれる商人の町として栄えてきた本市には、今なお多くの歴史文化が残っています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • コロナ感染拡大の中大変だと思います。事業の継続に頑張って
    下さい。

    2022年2月24日 11:09

  • 私のふるさと酒田!
    「イカ釣り船団」応援してます!!
    からださきーつけでがんばってくれの!

    2022年2月13日 17:10

  • 山形県出身です。酒田にも遊びに行き美味しい魚介類を頂いたこともあり、ふるさとの味がなつかしいです。厳しい状況ですが頑張ってください。

    2021年12月28日 18:56

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