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うらかわの海を再生し、海の幸を届けたい~赤潮被害支援~

カテゴリー:災害 

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寄付金額 536,000

26.8%

目標金額:2,000,000

達成率
26.8%
支援人数
28
終了まで
受付終了

北海道浦河町(ほっかいどう うらかわちょう)

寄付募集期間:2021年12月24日~2022年3月24日(90日間)

北海道浦河町

プロジェクトオーナー

令和3年9月に発生した赤潮により、浦河の豊かな海は壊滅的な被害を受けました。被害は多くの魚種に及び、シャケ、ウニ、ツブ、タコ、ナマコなどが挙げられます。
浦河の海が再び豊かさを取り戻すためには、漁場の清掃や新たな種苗の育成など、3年から7年もの長い年月が必要となります。
いただいたご寄附については、漁場の早期回復を図るための海洋状況の調査や漁獲対象物の個体把握などの調査費用、漁業者等への支援事業に充てさせて頂きます。

「赤潮被害」により甚大な被害を受けたうらかわの海

変色した海

赤潮とは、海水中で微小な生物(主にプランクトン)が異常に増殖することによって海の色が変わる現象のことを言います。
水が赤く染まることが多いことから赤潮と呼ばれていますが、染まる色はプランクトンの色素によって異なります。

海底で大量死するウニ

赤潮がおこると、プランクトンが魚のえらに触れることにより障害を起こして呼吸ができなくなってしまったり、プランクトン自身が大量に酸素を消費することで他の海洋生物の酸欠死を引き起こしてしまいます。

打ち上げられた大量のウニ

令和3年9月、北海道太平洋沿岸で「赤潮」が発生し、根室管内から浦河町を含めた日高管内にかけて、ウニやナマコ、サケなどが大量死しています。
とりわけ、深刻なのは根付資源であるウニやナマコ、ツブ貝などの被害です。ウニで種苗から漁獲サイズまで4年ほど、ナマコで5年、ツブ貝に至っては7年以上かかると言われています。

漁業者、漁業関係者が共同で行っているナマコの種苗育成

寄附金の使いみち

いただいたご寄附は、各漁業における漁場の海洋状況および漁獲対象物の個体把握などの調査事業に充てさせて頂きます。

目標金額以上に集まったご寄附は、事業者支援等に活用させて頂きます。

浦河町長からのメッセージ

北海道太平洋沿岸で発生している赤潮はこれまで経験したことのない過去最大の漁業被害であり、いつ終わるともわからない、もはや災害ともいうべき状況でございます。
浦河でもウニ、ナマコ、ツブ貝、サケ、ブリ等の多くの魚種に被害が報告されており、資源の回復までには3年から7年以上かかるともいわれ、コロナ禍で魚価が低迷している中、地域の漁業はとても大きな打撃を受けております。
一刻も早く消費者の皆様に再び浦河の海の恵みをお届けでできるよう漁業者、漁業協同組合、行政が力を合わせて、浜の再生に取り組んでまいりますので、皆様からの温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。

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現在進捗情報はありません。

北海道浦河町

浦河町(うらかわ)は、日高山脈を背に太平洋に面した自然豊かなまちです。この環境を生かした農業と漁業がさかんで、特に競走馬は国内有数の生産頭数を誇り、町内のあちらこちらで馬のたたずむ姿を見ることができます。
 また、浦河沖の太平洋は、魚種も多く豊かな海の幸をもたらしてくれます。当町では乗馬にも力を入れ、町内の乗馬施設では、子どもからお年寄りまで、さらに近年は障がい者乗馬にも取り組み、誰もが馬とふれあう環境が整っています。