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吉村昭書斎(仮称)移築整備事業にご支援を ~吉村文学創造の現場を移設、再現~

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 2,457,000

163.8%

目標金額:1,500,000

達成率
163.8%
支援人数
72
終了まで
受付終了

東京都三鷹市(とうきょうと みたかし)

寄付募集期間:2022年2月28日~2022年5月29日(90日間)

東京都三鷹市

プロジェクトオーナー

三鷹市ゆかりの文学者である故・吉村昭を顕彰するため、執筆活動を行っていた書斎を移設、再現するとともに、展示機能を付加することで、吉村昭顕彰事業の発信の場として整備します。
3千円以上のご寄付を頂いた皆様には、現段階の施設イメージ図のカードをお送りします。
また、5万円以上のご寄付を頂いた皆様のうち、ご希望の方には、移築が完了した際に施設内に設置する銘板にお名前を掲示させていただきます。

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結果:-

三鷹市ゆかりの文学者 吉村昭顕彰事業

吉村昭氏ご紹介

 吉村昭は1969年(昭和44年)から三鷹に住み、2006年(平成18年)に亡くなるまで活躍した作家です。
 『星への旅』で太宰治賞を受賞し文壇デビュー。自ら現地へ赴き緻密な取材を行い徹底した史実調査に基づく記録小説を数多く世に送り出しました。
 『戦艦武蔵』で高い評価を得て人気作家となり、多くの戦記小説を執筆し戦争と人間を描いてきました。その後、江戸~明治期を中心とした歴史小説を次々と発表しました。長編歴史小説『冬の鷹』、『ふぉん・しいほるとの娘』(吉川英治文学賞受賞)、『天狗騒乱』(大佛次郎賞受賞)などがあります。

吉村昭氏肖像(写真提供 新潮社)

吉村昭の書斎

 吉村昭が執筆活動を行った書斎は1978年(昭和53年)に自宅の離れに作られました。自ら調べた資料を広げ執筆を行った一枚板の机、天井高くまで作られ資料や原稿を入れた書棚。ある時は茶を楽しんだ四畳半の和室を含め約35㎡の木造平屋の建物です。
 吉村昭は全国各地を取材に行きましたが、この書斎で執筆することを好んでいました。随筆のなかでも「書斎に入って机の前に座りたい。」(「書斎」『わたしの流儀』平成10年 新潮社)と記されています。
 吉村昭の作品の多くは、この書斎で生み出され、まさに吉村昭の頭脳であると言えるでしょう。

吉村昭と書斎(写真提供 文藝春秋社)
現在の書斎

吉村昭書斎(仮称)移築整備事業の概要

・移築予定地

  三鷹市井の頭三丁目3番17号(令和4年3月まで:井の頭第2駐輪場)

・敷地面積

  約258㎡

・施設

  移築元書斎(面積:約35㎡、構造:木造平屋建)移築する他、展示棟(平屋建)を建築予定

・スケジュール(予定)

 令和4年8月まで  基本・実施設計
 令和4年度後半~  移築整備工事
 令和5年11月    開館

吉村昭書斎(仮称)移築整備事業へのご協力のお願い

三鷹市では、この度三鷹市ゆかりの作家、吉村昭を顕彰するため、ご遺族からのご理解・ご協力をいただいて、執筆活動を行った書斎を移築するとともに、展示機能を付加した文化施設として整備することとなりました。施設を整備するにあたっては、書斎の魅力を活かした施設になるよう、設計者を決めるプロポーザルを行い、令和3年度に基本設計を実施しています。令和4年度に着工し令和5年度の開館を目指して取り組みを進めていきます。

吉村昭作品を愛する日本全国の読者の皆さまにも今回の書斎移築事業に賛同をいただき、ご寄付をいただくことでこの事業を進めたいと考えています。今回はまず、設計の段階で皆さまからのご支援をお願いするものです。
今後も令和5年11月のオープンに向けて、整備工事、展示制作等の段階ごとに状況をお知らせして、ご協力をお願いしたいと考えています。吉村作品が創造された現場であり、作家の頭脳でもあった書斎の移築整備に多くのみなさまのご支援をお待ちしております。

移築整備後の施設イメージ(外観)
移築整備後の施設イメージ(内観1)
移築整備後の施設イメージ(内観2)

ご寄付をいただいた方へ

・3千円以上の寄付をいただいた方

 「吉村昭書斎(仮称)」の現段階の施設イメージ図のカードをお送りします。(以下のデザインを予定)

・5万円以上の寄付をいただいた方

 「吉村昭書斎(仮称)」の完成の際、希望する方には、ご寄付いただいた方のお名前を銘板にして掲示します。

皆様からのあたたかいご支援をお待ちしております。

現在進捗情報はありません。

東京都三鷹市

三鷹市は、東京都のほぼ中央、23区と多摩地域の境界に位置しています。
玉川上水、野川などの緑豊かな水辺や井の頭公園、野川公園など武蔵野の面影を今に伝える雑木林や農地などが残っている生活都市です。
山本有三や武者小路実篤、太宰治、吉村昭、津村節子、三木露風など多くの文学者が暮らした三鷹市は、恵まれた環境と都市的利便性を調和させた、高環境・高福祉の都市づくりを進めています。