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【赤潮被害支援】広尾の海を復活させたい!

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

main_img 達成

寄付金額 1,327,000

132.7%

目標金額:1,000,000

達成率
132.7%
支援人数
20
終了まで
受付終了

北海道広尾町(ほっかいどう ひろおちょう)

寄付募集期間:2022年2月21日~2022年3月31日(39日間)

タグ:

北海道広尾郡広尾町

プロジェクトオーナー

昨年9月に北海道太平洋沿岸で発生した赤潮の被害により、広尾町のウニは甚大なる被害を受け、その被害額は2億円を超えるものとなっています。
先人たちが築いてきた広尾の漁場は一変してしまい、多種多様な魚介類のいる広尾の海が失われてしまう可能性があります。
そこで、私たちは広尾の海を再生させるために、漁場環境の調査や藻場の保全活動、水産資源を増やす増殖活動や資源の保護活動を行っていきます。
いただいたご寄付は上記の活動に充てさせていただき、広尾の豊かな海の再生に努めていきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

広尾町の受けた赤潮被害

(赤潮により変色した海)

赤潮とは、海水中でプランクトンが異常に増殖して、海の色が変わる現象のことです。
赤潮により、プランクトンが魚のえらに触れ、えらに障害を起こして呼吸ができなくなったり、プランクトンが海中の酸素を消費していまい、呼吸ができなくなって、大量に魚が死んでしまうことがあります。

広尾町では、9月中旬ころから海の色に異変が起きていました。徐々に赤黒い色に染まっていったのです。
そうして、プランクトンは増殖していき、海の生物を破壊していきました。
海の中のウニは酸素を奪われ、力のなくなったウニたちは、砂浜へと打ち上げられました。
生きているウニは確認できませんでした。

(砂浜に打ち上げられたウニ)
(海の中のウニ)

広尾町では、天然のウニから卵を採り、1年間かけて育てて、漁師さんの手で放流し、資源を増やしていました。

(ウニの種苗放流)

そのつくり育ててきた資源があっという間に全滅してしまったのです。
その被害は、100トンを超え、金額は2億3千万円にものぼっています。
ウニは、漁獲サイズに成長するまで、約4年かかります。その間ウニの水揚げが見込めないということになります。
ですので、一刻も早く資源の回復に努めなければなりません。

広尾の漁業を守りたい!

寄付金の使い道

現在では、海水温が低くなり、赤潮の原因となるプランクトンの増殖が抑えられていますが、海の環境が回復したわけではありません。
今回被害が明らかになったウニのほかに、どのような魚種に影響があったのか、またその魚種にどのような変化があったのか、環境調査を行い、状況を知る必要があります。
そのうえで、漁場環境を再生するための活動や、水産資源を増やす活動を行っていきます。

■目標金額:100万円
■使途:赤潮に関する環境調査、漁場環境の再生への取組、水産資源の再生への取組
■事業スケジュール:令和4年4月から

広尾町長からのメッセージ

広尾町は、秋サケ、昆布、ししゃも、毛がになど、様々な魚種が獲れる、好漁場であり、漁業を基盤に栄えてきた町であります。
近年では、漁業資源の衰退などの問題への打開策として、「つくり育てる漁業」への転換を図っており、ウニ種苗生産施設を建設し、沿岸の有望魚種としてウニの増殖事業を行ったり、マツカワの中間育成放流事業などに取り組んでいます。
新型コロナにより、魚価が低迷している中での、赤潮の発生という追い打ちにより、漁業者はもとより、地域の産業は大きな損害を受けており、早急な資源の回復、漁場環境の再生を図る必要があります。
広尾の豊かな海を後世にも引き継いでいくため、どうかあたたかいご支援をよろしくお願いします。

現在進捗情報はありません。

北海道広尾町

北海道十勝管内の最南端に位置し、東は北海道有数の漁業資源を有する太平洋、西は日高山脈の山並みがそびえ立ち、その山系に源を持つ4本の河川が海に注ぎ、豊かな自然を生かした漁業を中心に農林業を基幹産業として発展してきました。
十勝港は、日本で唯一の町が管理する重要港湾で首都圏を結ぶ海の最短距離に位置するため海上輸送の拠点港として今後の発展が期待されています。
1984年(昭和59年)にノルウェーのオスロ市から国外初のサンタランドの認定を受けて以来、「愛と平和、感謝と奉仕」を基本理念としてサンタランドにふさわしいまちづくりに取り組んでいます。

2018年(平成30年)には、開町してから150年を迎えました。
蝦夷地(えぞち)を「北海道」と命名とした1869年(明治2年)に、十勝国を広尾郡茂寄村など7郡に改編し、1926年(大正15年)には広尾郡茂寄村を広尾村に改称しました。
町制施行は1946年(昭和21年)でありますが、1869年を開町の年としています。