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【ネクストゴール400万円に挑戦中】海洋プラスチックゴミを回収して海洋生態系と漁場環境を守る―漁業操業中に見つけた海洋プラごみを回収―

カテゴリー:自然・環境 

main_img 達成

寄付金額 3,366,000

168.3%

目標金額:2,000,000

達成率
168.3%
支援人数
154
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2022年12月2日~2023年3月1日(90日間)

佐賀県NPO支援×NPO法人浜-街交流ネット唐津

プロジェクトオーナー

NPO法人浜-街交流ネット唐津は、魚消費量の減少や魚価の低迷等による漁家経営の悪化及び後継者不足にともなう産地機能低下等の問題を解決するために、漁業者自らが設立した組織です。

魚料理教室や漁業体験等を通じた消費者との交流事業による魚食普及活動、漁業者の水産物の販売支援事業、磯焼けした藻場の回復や海岸のプラごみ回収等の漁場環境保全事業等を行っています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

海岸に集積した海洋プラスチックゴミを回収

海洋プラスチックゴミが海洋生態系と漁場環境に及ぼす悪影響をストップ

近年、世界中で「プラスチックゴミ」が問題となっており、佐賀県玄海沿岸の海岸にも膨大なプラゴミが集積しています。

海岸に集積したごみの多くは、降雨時における河川の出水に起因した河川由来の漂着物とされていますが、海には外国から漂流してきたと思われるプラごみがたくさん見られます。

実際、最近の世界的規模での海洋プラゴミ分布調査では、南シナ海から東シナ海にかけての海域に最も多く分布し、これらは黒潮に乗って日本沿岸へ流れ来ていると報告されています。

NPO法人 浜-街交流ネット唐津は、海岸に大量に集積した海洋プラごみの回収を行うとともにリサイクル処理を行っています。

一方で、出水時や大陸からの北風が吹く冬季には、海面や海中にも多くのプラごみがみられます。漁業者は操業中に見つけたプラごみはできる範囲で回収していますが、余計な燃料を消費することや回収後の処理が難しいなど支障も出ます。

今回の取り組みでは、漁業操業中に見つけた海上のプラごみや漁網に入ったプラごみを積極的に回収して陸上に持ち帰り、当法人が定期的に回収してリサイクル処理をします。海岸に集積する前に、砕けてマイクロプラスチックになる前に海洋プラごみを回収して、海洋生態系と漁場環境の保全を図ります。

プラスチックは分解しにくく、数百年から千年規模で自然界に残り続けるといわれており、2050年には魚よりプラスチックごみの量が多くなることが予測されており、大阪G20サミットでは、「海洋プラスチックの追加的な汚染を2050年までにゼロとする」宣言が行われています。

漁業者による海中の海洋プラごみ回収とリサイクル処理

海洋環境保全の重要性について理解を深める

1)漁業者による海中のプラごみ回収
   漁業者が海上で操業中に見つけた海洋プラごみを回収し、漁港に持ち帰り保管

2)漁港に保管された海洋プラごみの回収
   NPO法人 浜-街交流ネット唐津が定期的に漁港に集められた海洋プラごみを回収して、産業廃棄物処理業者へ運搬

3)海洋プラごみのリサイクル処理
   産業廃棄物処理業者でリサイクル(サーマル)処理

寄附金の使い道

1)目標金額 200万円

2)寄附金の使い道
・漁業者による海中のプラスチックゴミ回収:900,000円
  プラスチックゴミ回収量に応じた協力金600,000円、回収作業資材(船上ゴミ用コンテナ、大型ごみ袋等)300,000円
・漁港の海洋プラスチックゴミの回収:600,000円
  NPO法人職員賃金300,000円、回収作業資材(車用コンテナ等)100,000円、ガソリン代50,000円、事務費150,000円
・海洋プラスチックゴミのリサイクル処理:300,000円
・県手数料 200,000円

※目標金額に達しなかった場合は、規模を縮小して実施します。
※目標金額以上の寄付が集まった場合は、規模を拡大して実施します。

プラごみ削減と佐賀が誇る美しい海を守る意識の高まり

現在、プラスチック製品の使用削減が叫ばれていますが、まだプラスチックに代わる素材開発が進展中の状況です。

まずはプラごみの回収と適正な処理・リサイクルを行うことが重要です。私たちは、海洋プラごみの現状を広く知っていただくために、「海洋プラスチックごみ問題を考える写真展」も開催しています。

佐賀県玄界灘沿岸域の海洋生態系及び漁場環境を守るとともに、白砂青松の美しい砂浜と虹の松原などの海を舞台とした数々の景勝地としての唐津の景観保全意識につながればと考えます。

2023年度海洋プラゴミ回収、啓発事業スケジュール

・漁業者による海中のプラスチックゴミ回収:2023年6月~2024年3月

・漁港の海洋プラスチックゴミの回収:2023年6月~2024年3月

・海洋プラスチックゴミのリサイクル処理:2023年6月~2024年3月

佐賀県玄界灘の豊かな海と漁業を後世に残したい

漁網に入るプラごみは、近年増加傾向にあります。

和光丸(山本昭二)

私は、佐賀県玄海沿岸域で長年にわたり漁業を行っていますが、近年は漁網に入るプラごみが増えており、海洋生物にとってはよいことではありません。

漁網に入ったプラごみは回収して持ち帰りますが、海面に浮遊しているプラごみを見つけても、その都度漁船を止めて回収すると水揚げにも影響しますのでなかなか実行できません。

大陸から流れてくる海洋プラごみは、まず九州に流れてきて、その後対馬海流や黒潮により日本海や太平洋へ流れます。

今回の取り組みにより燃料代も気にせずに積極的に回収して、日本沿岸に流れてくる海洋プラごみを少しでも減らすことができればと思います。

和光丸(山本昭二)

海洋プラスチックゴミ回収

最近、海外由来のプラスチックゴミが増えている

東宝丸(井上健一)

私は、長年にわたり唐津湾で吾智網漁業とイワシ曳網漁業を行っています。最近中国や韓国からのプラスチックごみを海上でよく見かけます。

出漁したときはプラスチックごみを回収しますが、家庭ごみとして出すことも出来ずその処理に困っています。

今回の取り組みで回収したプラごみを回収して、リサイクル処理ができれば、これまで以上に積極的に回収できます。

東宝丸(井上健一)

唐津の宝である海を守りたい

水野旅館

唐津は虹ノ松原や波戸岬などの観光名所がある風光明媚な場所で、玄界灘の海の幸にも恵まれ、多くの観光客の方々に訪問いただいております。

NPO法人「浜-街交流ネット唐津」さんは、海岸に集積するプラスチックごみの回収をされています。

その上で、漁業者の皆さんが操業時に海上で見つけたプラスチックごみを積極的に回収できる体制を整えることは、美しい海を保全するために大変有意義な取組みであると思いますので、私はこの取組みを心から応援しています。

水野旅館

玄海沿岸域では大陸からの海洋プラごみが問題となっています

NPO法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波行典

佐賀県玄界灘沿岸域では、近年、韓国や中国から流れてくると思われる海洋プラごみが増えており、漁業操業や海洋環境に大きな影響がみられています。

漁業操業時に見つけた海面や海中に漂う海洋プラごみはできる範囲で回収していますが、高騰している燃料代がかさむことや回収後の処理が難しいなど問題を抱えています。

今回の取り組みでは、漁業者が積極的に海洋プラごみの回収ができる体制を整備したいと考えています。ご支援宜しくお願い申し上げます。

NPO法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波行典
  • 2023年12月21日 13:06

    ご支援いただき、ありがとうございました。

    暖かいメッセージと共にご支援いただき、ありがとうございました。
    多くの方からご支援いただけたこと、大変嬉しく思っております。
    いただいた寄付金は、2023年の海洋プラごみ回収および石炭に変わる環境にやさしいRPF(固形燃料)製造に活用させていただきました。ぜひ引き続き見守っていただけますと幸いです。

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  • 2023年07月31日 10:14

    海洋プラごみを漁業者が海上で回収する取り組みを行っています。

    近年増加傾向にある海洋プラごみを漁業者が海上で回収する取り組みに活用させていただいております。回収したプラごみは、固形燃料に再生して環境にやさしい石炭に代わる燃料として工場のボイラー施設等で使用しています。ありがとうございました。

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佐賀県NPO支援

私たちが活動する佐賀県玄海地区(唐津市、伊万里市、玄海町)は、好漁場でもある玄界灘に面しており古くから漁業が盛んな地域です。

玄海国定公園にも指定され、多くの松原や自然景勝地に恵まれ、また朝鮮半島 などとの交流に関係する文化史跡も多く残っています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 頑張ってください!

    2022年12月31日 23:24

  • 海を守る趣旨に賛同しました。
    微力ながらご支援させていただきます。

    2022年12月31日 9:07

  • 地域資源を活かし活力あるまちづくりを目指してください。

    2022年12月30日 10:05

  • より良くなる事を願っています。

    2022年12月29日 22:44

  • 活動応援しています!

    2022年12月29日 21:36

  • 応援してます

    2022年12月25日 21:20

  • 微力ながらご支援させていただきます。お身体にお気をつけてお過ごしください!

    2022年12月17日 20:56

  • きれいな海、おいしい魚、美しい自然を子供達に残したいと思います。自分ではなかなか動くことができないため、寄付という形で応援させていただきます。少しでも役立てて頂ければ幸です。

    2022年12月6日 11:41

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