金子みすゞの詩でユニバーサル絵本プロジェクト

ユニバーサル絵本を通じて、金子みすゞを世界に発信したい！

2023年4月に生誕120周年を迎える金子みすゞの鳥が出てくる詩を１２編選びアポロジャパンの開発したスクリーンコードという見えないコードを使い、一つのコードから多言語のスマホ言語を利用した「ユニバーサル絵本」を出版します。

コロナで日本も海外も観光客は減っています。また長門市仙崎の金子みすゞ記念館がある「みすゞ通り」も空き家が目立つようになっています。
そこで「ユニバーサル絵本」の出版を機会に仙崎みすゞ通りを絵本とカフェの町にしたいというのが今回のプロジェクトです。

みなさんは金子みすゞを知っていますか？

金子みすゞは、明治３６年に山口県長門市仙崎で生まれました。小さいもの、弱いもの、人が普段気にしないようなもの、生きとしいけるすべてにあたたかい眼差しをむけた彼女の詩は、今では日本の国語の教科書にも多数採用され、また翻訳も多く世界に紹介されています。
生きている間には投稿した詩が西条八十に認められ何度も掲載されますが、残念なことに生きている間に詩集としては一冊も出版されることはありませんでした。現在、みすゞ記念館の館長でもある矢崎先生が「大漁」を目にしたことをきっかけにみすゞさんの遺稿にたどりつき、長い年月を経て詩集が出版されることになり、今わたしたちに感動を与えてくれています。
家庭的にいろいろ不幸な事情が重なり、２６歳という若さで自ら人生の幕を閉じてしまいます。実は、彼女の命日である3月10日は偶然、わたしの誕生日なのです。

そのようなこともあり、とりわけ縁を感じて、今回のプロジェクトは大変ですが着々と進んでいます。11月10日は長門市わかものビジネスプランコンテストで優秀賞をいただきました。「わかもの」がひっかかりましたが、年齢は関係なくチャレンジ精神で若者とみなしてくれるそうです。今回、わたしの受賞で年齢は関係ない！ということが証明されたと思います。ユニバーサル絵本は、なかなか調子よく、ジェトロが募集したアメリカCESというラスベガスで開催の技術の展示会にも選ばれて、年明けすぐにCES出展に行ってきます。3月には本社のある北九州市のアクセラレーションプログラムで認定企業としてイタリアボローニャの絵本ブックフェアに視察に行く予定になっています。

アポロジャパンの開発した見えないコード「スクリーンコード」を使って新たな絵本を出版します！

長門市仙崎での販売の他、国内外の展示会を通じて世界へ発信します

みすゞさんは生涯、ほぼ山口県の仙崎と下関で過ごしていました。彼女の詩を携えて多くの国のひとたちにもすばらしさを伝えたいと思っています。
みすゞさんの作品にふれながら、この詩の舞台となっている長門の風土にも興味がでてこの半年間、北九州と長門をなんども行ったりきたりしました。
人がとてもあたたかく、ふるさとではないけれど、ほんとに来るたびに心がいやされるいいところです。

寄付金の使い道

今回の受賞とこのクラウドファンディングを活かしてしばらく長門で絵本プロジェクトに邁進しますので、応援よろしくお願いします。

長門市民（返礼品無し）へのお礼の手紙

長門市民の皆様へは返礼品をお届けすることができませんので、お礼の手紙を送付させて頂きます。何卒よろしくお願いいたします。

お礼の品のご紹介 (市外の方はこちら)