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過酷な漁に挑み続ける 洋上のいか釣り船団を応援しよう!

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 270,000

13.5%

目標金額:2,000,000

達成率
13.5%
支援人数
22
終了まで
受付終了

山形県酒田市(やまがたけん さかたし)

寄付募集期間:2020年10月2日~2020年12月31日(91日間)

タグ:

山形県酒田市

プロジェクトオーナー

例年6月に酒田港いか釣り船団出航式を賑やかに開催していますが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため残念ではありますが中止となりました。
昨年の日本海スルメイカ漁は、歴史的な大凶漁となり山形船団も大きな打撃を受けました。さらに漁場である大和堆には違法操業を行う外国船が多数押し寄せ、日本の資源を奪っているだけでなくトラブルにも発展しかねない緊迫した中での操業を余儀なくされました。
私たちは、こうした厳しい状況の中でもスルメイカ漁に向かう山形船団を応援するため、洋上での食事や帰港時の生活支援などの支援を行い、「いかのまち酒田」を旗印として地域水産業の活性化を図りたいと考えています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

洋上で頑張る「いか釣り船団」を応援したい!

昨年はスルメイカが大凶漁。今年に期待!

今年こそ!

毎年6月上旬に開催する「いか釣り船団出航式」には、山形県船友漁撈長会所属の十数隻の中型いか釣り船が全国各地から集まり、大漁と操業の安全を祈願します。5色のテープを握る家族や多くの市民に見送られる中、次々と大海原に出航します。
スルメイカの漁は、酒田港から西へ約600㎞にある大和堆から北海道西沖の日本海を漁場とし、北上するスルメイカを追いながら1か月から2か月もの期間にわたり沖合で操業し、翌年2月頃まで続きます。

近年、全国的にスルメイカの水揚量が大きく減少する中、昨年は歴史的大凶漁に見舞われ、廃業に追い込まれた船もありました。さらに追い打ちをかけるように、沖合の漁場では外国船による違法操業が多発するなど、安全が脅かされる中での操業が続きました。
酒田港は水揚のおよそ8割がスルメイカであり、本市にとって最も重要な水産物です。命がけでスルメイカ漁に取り組んでいる船団を市民を挙げて応援しています。

今年はコロナウイルスの影響で「出航式」は中止に・・・

代表者が漁撈長を激励!

6名の漁撈長を激励する漁協組合長(左)と市長(中央)、副市長(右)

例年、賑やかに開催している「いか釣り船団出航式」ですが、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響によりが開催が見送られました。

本来であれば、昨年の大凶漁を吹き飛ばすべく、市を挙げて大漁と安全操業を願い盛大に出航式を開催し、漁撈長と乗組員をお見送りしたいところでしたが、今年は、残念ながらコロナ禍により中止となりました。

出航式は中止となりましたが、6月11日、酒田港から今期の漁に向かう6隻の漁撈長を激励するため、本間山形県漁業協同組合代表理事組合長、丸山酒田市長、矢口副市長が駆け付けました。

船団長を務める第38正徳丸の佐藤長悦郎漁撈長の力強い決意表明があり、その後、1隻ずつ、家族や関係者から「頑張って来いよ~」などの声援を受け、漁場に向けて出航しました。

入港から次の出航までの期間を手厚くサポート

関係者一丸となって、酒田港入港を歓迎します!

入港後の荷揚げ作業

いか釣り船は、一度の航海で40日から2か月程度の期間操業して港に水揚げします。
入港から次の出航までの少しの間、心と体を休めてもらうため、屋外風呂の設置やレンタカー利用料の助成などの生活環境支援を行います。また、船凍いかを収納する段ボール箱の購入支援や、船上での食事で英気を養ってもらうために酒田産米つや姫を贈呈しています。

命がけで取り組んでいるいか釣り船団を応援します

【寄附の使い道】
・屋外風呂設備の設置とレンタカー借上
・荷揚げ時の作業軽減を図るための設備改修
・船凍いかを収納する段ボール箱購入補助
・船上での食事用に酒田産米を贈呈

【事業実施のスケジュール】
・2020年6月:出航
・2020年8月以降、続々と入港しています(最盛期は10月~12月)
 生活環境支援、ダンボール箱購入補助や酒田産米の支援を随時実施します。

命がけで取り組んでいるいか釣り船団を応援します

『いかのまち酒田』を目指して!

スルメイカは酒田にとって重要な資源

酒田港は、県内外の多くのいか釣り船が入港・水揚することにより、全国でも有数のスルメイカの産地です。中でも山形船団が水揚する冷凍スルメイカは、釣り上げて直ぐに急速冷凍しているため非常に鮮度が良く、しかも使いやすいように1尾ずつ凍結しているのが特徴で、「船凍いか」と呼ばれています。

酒田市では、「酒田船凍いか」として商標登録を行いました。市の特産のスルメイカを新たなブランドとして認知していただきたいと考えています。また、酒田市にある水産物加工会社では、船凍いかを使った刺身や塩辛を製造しており、市民はもとより全国から大変好評いただいております。スルメイカの消費拡大により、いかのまち酒田を全国に発信していきます。

事業に携わる方の思い

酒田市長  丸山 至

■いか釣り漁業がこの地域の水産業を引っ張る!

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ここ庄内浜は、四季を通して130種類もの魚介類が水揚げされる豊かな海です。春はサクラマス、ヒラメ、夏はスルメイカ、秋は庄内おばこサワラやマダイ、ブリ、冬はマダラ、トラフグ、ズワイガニなどが水揚げされますが、近年、漁業者の減少により水産業の衰退が大きな課題となっています。
酒田市では、酒田港の重要品目であるスルメイカに着目し、いか釣り漁業の活性化を図ることで「いかのまち酒田」をアピールし、地域水産業全体の活性化につなげていきたいと考えています。しかし、スルメイカ資源の減少により、昨年は歴史的な不漁となり、また、好漁場「大和堆」における外国船違法操業問題など、いか釣り漁業者にとって非常に厳しい状況が続いています。
船団の皆さんには、安全に留意しながら頑張っていただきたいと思っているところです。

山形県船友漁撈長会 佐藤 長悦郎 船団長

■昨年より若干上向いてきているが、これからが勝負!

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「昨年は50年以上の漁師生活の中でも経験がないほどの不漁だったが、今年は少し上向いてきいる」。11隻の山形船団を取りまとめる佐藤船団長は、7月と9月の2回水揚げをしており、若干の手ごたえを感じているものの、これからが本当の勝負と話す。
今後は好漁場と言われる大和堆での操業が中心となりますが、昨年、一昨年と外国船が多数押し寄せた場所。不安は消えませんが、今年は水産庁の取締船2隻が新たに配備され、警戒態勢も増強されたとの情報を頼りにしています。
数々の不安にさらされながら、佐藤船団長は、「自分たちの力で何とか漁獲量が前年を上回ることを目標に、船団で力を合わせて頑張るしかない」と決意を新たに再び漁場へ向かいます。

山形県漁業協同組合 専務理事 西村 盛

■陸にいる我々も、全力で応援!

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日本の排他的経済水域内での外国船による違法操業問題については、これまでも関係機関と連携して、国に対して取締り等について要請を行ってきました。水産庁や海上保安庁からは年々対応を強化してもらってきており、とてもありがたく感じていますが、漁場環境は年々厳しさを増しています。
漁業者が安全に操業できるよう、関係者と連携して引き続き要請活動を行っていきます。漁場でたたかっている船頭や乗組員たちのためにも、陸にいる我々も全力で応援します。

プロジェクトを応援する声

酒田市民 斎藤さん

■いつもおいしいイカをありがとう!

いか釣り船団をいつも応援しています。
11隻の中型いか釣り船団、通称「山形船団」ですが、このうち9隻の船頭、いわゆる漁撈長さんは酒田市・飛島の出身です。私の父も飛島出身で、子どものころから漁業の話を聞いて育ちました。飛島の漁師さんは、「船に乗るなら船頭になる」という意気込みで、四方を海に囲まれた環境の中で腕を磨いて育った方が多いとのことです。船頭は、北海道や石川県の水産会社との雇用関係にあり、野球でいえばプロ野球の監督のようにチームを預けられているわけですから、絶大な信頼があってのこと。また、船団のチームワークも良く、日本一の水揚げを何度も記録していると聞きました。飛島とのつながりがある私も、とても誇りに思っています。
昨年は歴史的な不漁に見舞われ、廃船に追い込まれた船もあったと聞いていますが、今年こそ、大漁になるよう応援しています。様々な苦労があって本当に大変な仕事だと思いますが、大漁で無事に帰ってこられますようお祈りしています。

現在進捗情報はありません。

山形県酒田市

酒田市は、山形県の北西部に位置し、日本3大急流の最上川と日本海が出会う港町です。 北に鳥海山を望み、海沿いには庄内砂丘、その背後には雄大な庄内平野が広がります。肥沃な大地と澄んだ水で育った庄内米は、全国的に高い評価をいただいております。
また、イチゴやメロン、梨、柿など果物の栽培も盛んです。 江戸時代、北前船交易により上方文化が伝わり活気あふれる商人の町として栄えてきた本市には、今なお多くの歴史文化が残っています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • イカが大好きです。漁へ行く皆さまを応援しています!

    2020年12月31日 20:20

  • 来年も美味しいスルメイカを楽しみにしています。

    2020年12月29日 23:12

  • 外国船大変ですね。
    微力ですが応援します。頑張ってください。

    2020年12月20日 19:34

  • いかつり船団のみなさん、がんばってください!
    おいしいイカ待っています!

    2020年11月21日 23:37

  • 祖母が山形(鶴岡市)出身なのと、私自身が海洋・漁業保全活動に興味があるため寄付させていただきました。いかは祖母と一緒に食べさせていただきます。故郷の味なので喜んでくれると思います。頑張ってください。

    2020年11月9日 10:48

  • 毎年旅行で訪れております。酒田港を訪れたとき、泊まっていたイカ釣り漁船とさかた海鮮市場の海鮮丼がとても印象的でした。コロナで大変な状況ですが、水産業のお役に立てれば幸いです。来年はぜひまた酒田を訪れたいです。

    2020年10月11日 14:18

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