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~相馬野馬追~ 一千有余年の歴史と伝統を受け継いだ想いを後世に残し、伝えるために

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 17,816,852

44.5%

目標金額:40,000,000

達成率
44.5%
支援人数
203
終了まで
受付終了

福島県南相馬市(ふくしまけん みなみそうまし)

寄付募集期間:2020年10月1日~2021年1月31日(123日間)

福島県南相馬市

プロジェクトオーナー

一千有余年の歴史を経て、今なお息づく国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」。
甲冑に身を固めた400余騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけて疾走する豪華絢爛で勇壮な戦国絵巻を繰り広げます。

しかしながら、新型コロナウィルスの感染拡大により、2020年は行事の大部分を中止とし、神社敷地内での最小限の行事を関係者のみで実施せざるを得ませんでした。

相馬野馬追は、地域の平和と安寧の願いが込められており、古より連綿と受け継がれてきた想いに変わりはなく、日本を代表する祭りであり、地域住民の誇りそのものです。相馬野馬追を次世代に繋ぐため、緊急支援を募集いたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

相馬野馬追の感動を未来へ残すために!
雲雀ヶ原祭場地改修プロジェクト

一千有余年以上の歴史を持つ相馬野馬追。この祭り一番のハイライトは、甲冑に身を包み、人馬一体の妙技で風を切る甲冑競馬と、巧みな手綱さばきで騎馬を操り、天高く打ち上げられた二本の御神旗を取り合う神旗争奪戦。この二つの勇壮な行事が行われるのが雲雀ヶ原祭場地です。

雲雀ヶ原祭場地は、相馬妙見三社の飛地境内であり、相馬野馬追のメイン会場です。甲冑競馬や神旗争奪戦が行われる馬場と山の斜面を利用した観覧席があります。相馬野馬追で使用するのは3日間ですが、野馬追出場者の方の乗馬練習や、春と秋の相馬野馬追振興競馬の会場ともなっています。

雲雀ヶ原祭場地は、相馬野馬追の会場としてばかりでなく、出場者達の本番に備えた訓練の場として欠かせないものとなっています。しかし、祭場地内の施設は、老朽化や大雨による被害があり、相馬野馬追に出場する騎馬武者の安全確保や、相馬野馬追観覧のためにお越しくださるお客様が清々しくお過ごしいただくために修繕が必要な状態です。日本が世界に誇る侍文化や相馬野馬追が大切にする馬事文化を未来に繋ぐため、雲雀ヶ原祭場地改修プロジェクトの応援をお願いします!

一千有余年の歴史を経て、今なおいきづく伝統の祭り

相馬野馬追は一千有余年の昔、相馬氏の祖といわれている平将門が下総国(千葉県北西部)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられ、現在では、毎年7月末の土曜日・日曜日・月曜日、甲冑に身を固めた400余騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけて疾走する豪華絢爛で勇壮な戦国絵巻を繰り広げる。

一日目
【出陣式】しゅつじんしき
出陣式は、相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の相馬三妙見神社で執り行われ、御本陣である主会場の雲雀ヶ原祭場地へと出陣します。

【総大将お迎え】そうたいしょうおむかえ
北郷の陣屋では、副大将を中心に、侍大将、副軍師がそろい、軍者をはじめとする各役付武者や螺役などが整列して総大将をお迎えします。
総大将訓示の後、御本陣である雲雀ヶ原祭場地に進軍します。

二日目
【お行列】おぎょうれつ
400余騎の騎馬武者達が3キロメートル先の御本陣である雲雀ケ原祭場地を目指し進軍します。
甲冑に身をかため、太刀を帯び、先祖伝来の旗指物を風になびかせながら威風堂々にして豪華絢爛な戦国絵巻を繰り広げます。

【甲冑競馬】かっちゅうけいば
正午、陣螺・陣太鼓が鳴り響くと、兜を脱ぎ、白鉢巻を締めた騎馬武者が、砂埃舞う中を人馬一体となり先祖伝来の旗指物をなびかせて、勇壮果敢に疾走します。

【神旗争奪戦】しんきそうだつせん
13時、陣螺を合図に満を持していた数百騎の騎馬武者達が集結し号砲一発、舞い下りる御神旗めがけて突進する様は、正に合戦さながら。
御神旗を手中に収めた騎馬武者には、その武勲を称え惜しみない拍手が送られます。

三日目
【野馬懸】のまかけ
野馬追古来の姿を現在に残す行事で、放たれた野馬を神社境内に追い込み、白装束の御小人が素手で神馬を捕らえ神前に奉納する神事が行われます。

多くの人を魅了する場所、雲雀ヶ原祭場地

「開門!」
威風堂々の掛け声とともに雲雀ヶ原祭場地は戦国時代へタイムスリップします。400騎もの騎馬武者が列をなして入場し、相馬野馬追一番のハイライトが始まります。甲冑に身を包み、人馬一体の妙技で風を切る甲冑競馬と、巧みな手綱さばきで騎馬を操り、天高く打ち上げられた二本の御神旗を目指して、我先にと騎馬武者が詰め寄る神旗争奪戦。

雲雀ヶ原祭場地は、全ての騎馬武者にとって、日々鍛錬を重ねてきた成果を披露する場であり、1年に一度しかない晴れの舞台。その姿は、多くの人を魅了し、雲雀ヶ原祭場地は、様々な人に勇気と感動を与える特別な場所となるのです。

上空から望む雲雀ヶ原祭場地

雲雀ヶ原祭場地が直面する老朽化

設備老朽化の一例(走路)

令和元年10月に雲雀ヶ原祭場地を襲った令和元年東日本台風。その爪痕は、とても深いものでした。そして、今年、新型コロナウイルス感染症の影響により相馬野馬追は規模を大幅に縮小して、無観客での開催となりました。

騎馬武者にとっては神聖で特別な場所である雲雀ヶ原祭場地。それとは裏腹に、多くの設備が老朽化しています。一部は、早急に修繕しなければ危険なほど激しく劣化しているものもあるのが現状です。

雲雀ヶ原祭場地を改修して、相馬野馬追の未来を創る

相馬野馬追をこれからも続けていく上で、雲雀ヶ原祭場地は重要な位置づけにあります。400騎もの騎馬武者が、人馬一体となって全力で駆け抜けることができるのは、ここ雲雀ヶ原祭場地だけです。そして、その姿は、相馬野馬追が他の祭りと一線を画す違いの一つに他なりません。

雲雀ヶ原祭場地の環境が整備され、多くのお客様に相馬野馬追をご観覧いただくことは、相馬野馬追の未来を創ることにつながります。相馬野馬追をこれからも続けていく。そのために、雲雀ヶ原祭場地は、感動と興奮を与える特別な場所であり続けなければなりません。

南相馬市は、皆様から頂いた寄附金を雲雀ヶ原祭場地の老朽化した設備を改修するために大切に使います。支援していただいた皆様には、相馬野馬追の地、南相馬ならではの様々な返礼品をご用意しています。どうかこのプロジェクトにご賛同いただき、皆様の温かいご支援をお願いいたします。

これまでの取り組み

馬主支援のクラウドファンディング 目標達成!

相馬野馬追に出場する方の中には、自ら馬を飼育している方(馬主)がおります。
新型コロナウイルス感染症の影響は、その馬主にも影響が及んでおり支援が必要な状況でした。
相馬野馬追執行委員会は、馬主を支援するためクラウドファンディングを立ち上げ、目標額を達成しました。

 実施期間:2020年7月18日~2020年9月20日(65日間)
 目標額:10,000,000円
 支援額:12,244,000円

寄附金の使い道

寄附金は「相馬野馬追」継続のために活用させていただきます

相馬野馬追の会場である雲雀ヶ原祭場地内の施設等の整備改修費用



※目標金額より寄附が集まらなかった場合でも、事業は実施いたします。
※目標金額以上に寄附が集まった場合でも、本事業に活用させていただきます。

寄附者のみなさまへ

南相馬市長 門馬 和夫

写真

東日本大震災の直後も続けた相馬野馬追も、この新型コロナウイルス感染症により、一部神事のみの開催となり、楽しみにされていた方にご覧いただくことができませんでした。

新型コロナウイルス感染症が収束し、本来の相馬野馬追が開催できるようになり、多くの方をお迎えし、末永くご覧いただくことができるよう、万全の体制を整え環境を整備するために、施設の修繕を進めます。

一千有余年の歴史と伝統を持つ相馬野馬追を今後も良い環境の中で続けるため、皆様からの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

お礼の品のご紹介

【GCF限定】正絹羽二重手描き壁掛け

相馬地方に脈々と歴史を刻む、国指定重要無形民俗文化財の「相馬野馬追」。総勢約400騎の甲冑で身を固めた騎馬武者が出場し、勇壮な戦国絵巻が繰り広げられます。
その騎馬武者の背には、風を受けたなびく何百本もの色とりどりの旗指物が。それは、戦場で敵の矢を避けるという役割の他に、それぞれの家の印を示す役割があります。

そんな、相馬野馬追には欠かせない旗指物。南相馬市で伝統的な技術を持って染められる職人は、現在「西内染物店」の西内清実さんただ一人。
今回、相馬野馬追でも登場する指旗をモチーフにして、一般の方でも手にすることが出来る『壁掛け』として、特別に制作していただきました。

『壁掛け』といえど、染色の製造工程は、実際の旗指物とほぼ同じとなります。
生地は絹を使用し、1枚1枚手縫いで繋ぎ合わせ、そこに手描きで絵を描いでいきます。絵を描くのは、毎回が一回きりの真剣勝負。全く同じものは、世の中に二つとして存在しない、唯一の品となります。
そのため、写真とお届けするものが全く同じではなく、物によっては絵を描く過程で発生する墨のかすれや滲みといった多少の墨の汚れが付く場合もございます。
また、生地として使用する絹の特徴として、時間の経過とともに生地が黄ばんで参ります。デリケートな素材のため保管方法の工夫も必要です。(保管の状態によっては、虫喰い・シミ・カビが発生したり、湿気で墨の色が移染する可能性もございます。)

職人が思いを込めて1枚1枚丁寧に仕上げる貴重な『壁掛け』を大事にしてもらえたら嬉しく思います。

【生産者からのメッセージ】
 「相馬野馬追」を陰で支える一人と自負しています。1本1本心を込めて丁寧に制作しています。

事業者:西内染物店

【GCF限定】陣羽織

「陣羽織」の歴史は室町時代中期から記録として残っており、合戦で陣を張りそこに集まる際に着物の上に羽織ことから「陣羽織」と言われるようになったとされており、相馬野馬追においても陣羽織姿の方を見ることが出来ます。また、正装として、相馬野馬追の期間外でも、関係者が集まる正式な場では陣羽織姿で集まることあります。

なかなか一般家庭では触れることのない衣装ですが、この機会にぜひ手に取り、歴史と伝統に思いを馳せてもらえたら嬉しく思います。

*今回ご用意する陣羽織は、ある程度サイズは決まっておりますが、体型に合わせて調整致します。
また、ご希望で家紋を入れることもご相談可能となっております。(ご要望の内容によっては、お受けできない場合もございますので、ご了承下さい。)

※画像はイメージです。実際お届けする陣羽織はデザインが異なりますので、ご了承ください。
事業者:甲冑・馬具工房 あべ

  • 2021年02月01日 00:00

    ガバメントクラウドファンディング終了のご報告

    このたびは、多くのみなさまからのご支援と応援のメッセージをいただき、お礼申し上げます。

    令和2年度の相馬野馬追は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の神事のみ開催しました。令和3年度の開催に向け、皆様からいただいたご寄附を有効に活用させていただき、各地からお出でいただくお客様が、安全・安心して相馬野馬追を観覧できる環境を整えるため、4月から施設改修に取り組んでまいります。

    工事の進捗につきましては、本プロジェクトページを通じ随時お知らせしてまいります。
    ガバメントクラウドファンディングは終了いたしますが、南相馬市のふるさと納税では「相馬野馬追に関する事業」への寄附を受け付けております。
    今後とも相馬野馬追への支援をよろしくお願いいたします。

    もっと見る

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福島県南相馬市

南相馬市は、2006年1月1日、旧小高町、旧鹿島町、旧原町市の1市2町が合併して誕生しました。南相馬市の位置は、福島県浜通りの北部で太平洋に面し、面積は398.58平方kmです。東京からの距離は292kmで、いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間にあります。

南相馬市は、東日本大震災により多くの尊い命を失い、さらに東京電力福島第一原子力発電所事故による未曾有の災害を経験しましたが、現在では、生活インフラの整備も着々と進み、災害公営住宅の入居が開始され、居住制限区域及び避難指示解除準備区域の避難指示が2016年7月に解除となり復興が目に見えて進んできている状況です。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 東日本大震災から10年、一日でも早く昔のような生活に戻れて、活気のある野馬追祭も毎年行われますことを祈念しています。

    2021年1月25日 8:59

  • 子供の頃に観た神旗争奪戦の迫力が忘れられません。コロナが落ち着いたらまた相馬野馬追を観に行きたいと思います。

    2021年1月22日 15:10

  • 震災前の相馬市から受け継ぐ伝統の相馬野馬追は残して欲しい行事です。見た事無いのですが、毎年見に行きたいと思う気持ちを、現実へとしたいので応援します。

    2021年1月20日 12:01

  • がんばってください!

    2021年1月13日 9:19

  • 平 将門公の父親の兄弟:平 良文公の子孫です。都内の将門塚保存会にも入り将門塚の恩恵を受けています。将門塚参拝の時に近くの書店で奥州戦国に相馬奔るという小説が目に入りました。相馬馬追の話を読んで検索しこの寄付を知りました。将門公のお告げと思い、畏れ畏み寄付させていただきます。将門公の神恩ありますように。

    2021年1月9日 20:55

  • いつの日か、1度は訪ねてみたいと思っていました。応援します。

    2020年12月30日 18:59

  • 福島県や南相馬市との特別な繋がりはありませんが、震災・事故からの復興と繁栄を心から願っています。

    2020年12月29日 15:22

  • 応援してます。共に頑張りましょう。

    2020年12月29日 0:04

  • 福島県出身ですが、自身の記憶では残念ながら一度もお邪魔したことがありません。今は県外在住ですが、いつか帰省したときに生で相馬野馬追が見たいです。少額で申し訳ないですがお役立てください。

    2020年12月28日 12:54

  • 来年の相馬野馬追の開催を心から応援しております。

    2020年12月28日 9:53

  • 伝統芸能の継承、応援しております!

    2020年12月26日 10:36

  • 祭り業界で働く馬好きです。
    馬の為にもなると思って、僅かですが応援させて頂きました。今年はコロナで大変だったと思いますが、伝統ある相馬野馬追が継続していけるよう願っています。いつか見に行きたいです。

    2020年12月24日 15:04

  • 伝統ある行事の開催を心ばかりで恐縮ですが応援しております。

    2020年12月21日 13:20

  • 応援しています。

    2020年12月21日 9:38

  • 野馬追の歴史を繋げていくために活用していただけたら嬉しいです。

    2020年12月16日 18:33

  • 南相馬出身で大阪で働いています。
    故郷を思ってふるさと納税させてもらいます!
    応援しております。
    いつか小高に帰りたいなー

    2020年12月15日 0:21

  • 福島県59市町村全部行きました。南相馬市もたくさん行っていて、相馬野馬追も数回見ました。コロナで観光に行けないのでふるさと納税しました。

    2020年12月14日 21:11

  • 伝統が守られますように!!

    2020年12月13日 16:38

  • 野馬追の伝統と福島復興いつまでも応援しています!!

    2020年12月12日 15:43

  • 応援します。

    2020年12月11日 13:24

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